拒食症の人は、動くのが好きです。
じっとするのが嫌いで、常に何かをしていないと気がすみません。

そのことを過活動と言います。

動き回る理由の一つは、
拒食症の人は常に不安を抱えているので、
動くことで気を休めているのです。

動く量が多いと、消費カロリーが増えますので、これまでの治療では、なるべく安静を保つように指導してきました


最近、気分安定化のために、激しくない運動を許可する、勧める、と言う治療方針がでてきています。

前と逆ですね。
よくあることです。

今日の格言は、
「簡単に先生の言うことは信用しない。」です。

ちなみに、拒食症の人たちは自分を信じられないと言ってもいいと思います。
素のままの自分が受け入れられないから、体を壊してまでも極端な体を手に入れたいのです。

でも手に入れたからといって、ハッピーじゃないのが病気の証拠です。