こんにちは。


昨日はだれが治療をするのかという話でしたが、

今日は自分でする治療の中の、一つの大事な話です。


自分に対して気持ちのいいことをすると、それは治療になったり、治療につながります。

自分に気持ちのいいことには、

誰にでも気持ちのいいことと、人によって、気持ちがいいかどうか違うことがあります。


(ほとんど)誰にでも気持ちいことは、

疲れていたら、ゆっくり休むこと、

よく寝ること、おいしいものを食べる、おいしく食べること、適度な運動をすることなどです。


人によって違う、気持ちのいいことは、

映画を観ること、ゲームをすること、本を読むこと、食べ過ぎること、引きこもること、大勢の人と会うこと、などいろいろです。


あと、気持ちがいいけど、疲れること、お金がかかるとか、メリットデメリットがある場合があります。

簡単にすぐにできること(たとえば、深呼吸とか)、なかなかできないこと(海外旅行とか)

あります。


病気になる人で、自分に気持ちがいいことが分からない人がいます。

これをしなければいけない、怒られる、これをした方が自分に得だ、とか、そういう、刷り込まれたり、本当は自分に合っていない考えで動くと、自分に本当に気持ちがいいことが分からなくなって、病気になります。

分からなくなった人は、気持ちのいいことがまた、昔のようにわかるような練習をします。

どんな風にやるかというと、昔やっていた気持ちのいいことをまたやってもらったり、今やっていること一つ一つを気持ちいいかどうか、吟味したり、あとは、だれにでも気持ちいいことをやってもらって、それでどんなふうに感じるか、聞いてみたり・・・・。


今日の僕の気持ちいいことは、いくつかありましたが、

一つは、朝散歩したこと、

もうひとつは、あん餅をストーブであぶって食べたこと、

あん餅大好きなんです。


今思い出しましたが、大きな気持ちいいことより、小さな、ささやかな気持ちいいことを、ちょっとずつ、そしてそれを増やしていくことが大事です。


それでは、また。