こんにちは。
年の瀬が来ましたね。
今日は摂食障害、肥満に限らず、心療内科に来る方、生活習慣病の治療についてのはなしです。
心療内科に来られて、治療をしてもらうと感覚で来られた方がおられます。
そこで、そのような方に、以下のように説明します。
「治療と言うのは、自分でするのが一番よく治ります。研究で、治療意欲が最も予後(治療の結果がいいか悪いか)に影響したというものがあります。つまり、熱心にすればするほど治りやすいということです。僕らは、どんな風にやったらいいかどうか、アドバイスをする係で、あるいは、マラソンの伴走者のように、治療をがんばっている人をサポート、応援する役目です。」
と説明すると、それを聞いた人は、
「イメージと違った。」と言われます。
なので、
「これから、どんな治療をしたいのか、よく話し合いましょう。あと、病気と言うのは、その人にとって役に立っている場合もあるから、それについても考えてみましょう。」と言います。
今日はこの辺で。
みなさん、よい年の瀬をお送りください。