ワンオフカラーの製作
今日の作業はカラーのオーダー製作。
カスタムハウスモディファイでは
材質と内径・外径・長さなどの指定をしていただければ
オリジナルのカラーなどが製作できる
今日のオーダーはアルミで
外径15mm 内径8mm 長さ20mmをn2個と
長さ19mmを1個。
まずは旋盤で外径の切削。15.00mmちょうどに削り終わった所。
測定したノギスは測定器具では有名なミツトヨのデジタルノギス(12,000円前後)
0.01mmまで測定が出来、誤差は0.02mm
前に無メーカーの安物を買ったが、計測するたびに数値が変わって大変な思いをした。
さすがミツトヨ。
旋盤とはモノを回転させて、刃物をあてて削っていく機械。
当社のは、汎用旋盤。(TAKISAWA TSLD550)
バイト(刃物)と呼ばれるものは大きく2つある。
スローアウェイと呼ばれるもので、もともと刃物の形が決まっていて
誰が使っても同じように切削できる。工場などの大量生産向き
いわばカッターナイフの刃の様なものだ。
もう一つは手研ぎバイトと呼ばれ
グラインダーなどで刃物の形を成型しなければいけない。
加工品によってオリジナルのバイトを成型出来るなどのメリットがある。
ただし、研ぎ方を間違えるとまったく切れない。
最悪の場合バイトが折れてしまう事も・・・・
実は、僕はスローアウェイを使った事がない。
加工品によって、手でバイトを研ぐと言う職人らしさに憧れたからだ。
最初は見よう見真似でバイトを研ぎ、試削り。
まったく切れない。キーキー音がしたり最悪。
トライ&トライの日々が続いた事もあった。
内径加工終了した所。
一発で8mmのドリルを入れるとブレや
あけた穴の大きさが変わってくるので。
必ず
センタードリル→下穴→加工したい穴をあける。
穴の制度や綺麗さを出したい場合はリーマーと言う道具を使う事も。
外径・内径加工が終わったものを、指定の長さに切らなくてはいけない。
一番簡単な方法は高速カッター等で長めに切ってから成型する。
デメリットとしては、焼きが入り、変色してしまうことがある。
チャックと言われる加工物を掴んでいる所から、一度離してしまうので
精度を出すのが大変。
メリットとしては作業が早い。
今回は突っ切りと言う方法で切断した。
メリットは切断面が綺麗。チャックから離さなくても良い。精度が保てる。
などがあるが・・・・
旋盤工にとって永遠の課題。
スローアウェイと呼ばれる既製品の刃でもボキっと折れることがあるそうだ。
そんな突っ切りだが、僕は手研ぎでバイトを成型。
何本折った事か・・・・・・・・
折れるたびに成型や交換・・・・いやになる・・・・
旋盤加工の難しいと思う順番。
外径加工→ドリルでの穴あけ→中ぐり→雄ネジ切り→雌ネジ切り→突っ切り→旋盤の応用
突っ切り後、長さを精密に切削。面取りをして完成。
1個600円。オリジナルカラーの完成。


