最近、朝起きてヨガをするのが日課になっている。
やるポーズは毎日同じでも、自分の体調によって、感じ方が違うのがおもしろい。
寝不足だと集中できないし、体調が悪ければ息があがる。
心身ともに整っていれば、なんともいえず心地よい。
さて、今日は絶好調。
昨日は夫とおいしいごはんを食べたし(野菜たっぷり青大豆の卯の花、手作りこんにゃくの柚子味噌田楽、みょうがと紫蘇のたたききゅうり、鶏肉のパリパリ焼き柚子胡椒ぞえ)、
ゆっくりお風呂に入って、11時には就寝した。
きちんと体をいたわると、効果てきめんなのがうれしい半面、それだけ体を気遣わなくてはいけない年齢になってきていることも実感する。
薬膳レシピをどんどん紹介したい気持ちはあるけれど、今のところ、学校の勉強は中医学の歴史や基礎理論が主で、まだレシピのさわりにも届いていない。
だからムリせず、レシピはしばらくおあずけして、わたしが毎日の生活で気をつけていることをつらつらと書いていこうと思う。
今日は、食選びに大いに役立っている、お気に入りの1冊をご紹介。
『 現代の食卓に生かす「食物性味表」』
大学入学の際、山のように送られてきたテキストの中のひとつだ。
これが、すごく便利で実用的。
食べたものが、体を温めるのか、冷やすのか(寒熱温涼に分かれ「四性」という)。
また、生理痛や便秘、貧血、ストレスなど、気になる症状に効果がある食べ物はどれか(辛甘酸苦鹹で「五味」)、などがこれを見ればすぐにわかる。
たとえば48ページのトマト。
■トマト
・性味 …… 甘酸/微寒
・帰経 …… 肝脾胃
・効能 …… 生津、止渇、涼血、平肝、健胃、消食、解暑
・適応/作用 …… 口渇、高血圧、食欲不振、煩渇、体力回復
帰経、効能は 分かりづらいけど、性味と適応/作用さえ読めれば、十分よく分かる。
つまりトマトは、体の熱を冷ましてうるおいを与え、食欲不振を解消してくれる作用があるのだ。
暑さが厳しい夏にぴったりの食べ物だということが分かる。
それからここが薬膳のいいトコロで、冷え性の人には体質に合わせて冷え過ぎないように、あたためる食物をプラスし、温冷のバランスがとれた食べ方を提案してくれる。
同じ食材でも、それぞれが効果的に食事ができる工夫があるのがすばらしい。
薬膳がオーダーメイドの食事と言われるゆえんだ。
ちなみにわたしがトマトを食べるなら、紫蘇(辛/温、腹の冷え・痛み、嘔吐、解魚毒)を合わせた料理にするかも。
ざっくりと切ったトマトを平皿に並べ、千切りにした紫蘇をちらして、塩とごま油を回しかけ、白ごまをふったら、きっとおいしい。
クーラーなどで体が芯から冷えていたら、生姜の千切りをちらすのもありかも。
情報たっぷりのこの冊子。
薄くて軽いので、職場に行くときも、スーパーへ行くときも、必ず持っていくようにしている。友達と飲みに行くときにも持参すれば、自分の体調に合った料理がオーダーできてお得。
暇さえあればぺらぺらめくって、「今日は何を食べようかな」なんて考えるのが楽しみになる一冊。今のわたしのいち押しです。
いつもありがとうございます。

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やるポーズは毎日同じでも、自分の体調によって、感じ方が違うのがおもしろい。
寝不足だと集中できないし、体調が悪ければ息があがる。
心身ともに整っていれば、なんともいえず心地よい。
さて、今日は絶好調。
昨日は夫とおいしいごはんを食べたし(野菜たっぷり青大豆の卯の花、手作りこんにゃくの柚子味噌田楽、みょうがと紫蘇のたたききゅうり、鶏肉のパリパリ焼き柚子胡椒ぞえ)、
ゆっくりお風呂に入って、11時には就寝した。
きちんと体をいたわると、効果てきめんなのがうれしい半面、それだけ体を気遣わなくてはいけない年齢になってきていることも実感する。
薬膳レシピをどんどん紹介したい気持ちはあるけれど、今のところ、学校の勉強は中医学の歴史や基礎理論が主で、まだレシピのさわりにも届いていない。
だからムリせず、レシピはしばらくおあずけして、わたしが毎日の生活で気をつけていることをつらつらと書いていこうと思う。
今日は、食選びに大いに役立っている、お気に入りの1冊をご紹介。
『 現代の食卓に生かす「食物性味表」』
大学入学の際、山のように送られてきたテキストの中のひとつだ。
これが、すごく便利で実用的。
食べたものが、体を温めるのか、冷やすのか(寒熱温涼に分かれ「四性」という)。
また、生理痛や便秘、貧血、ストレスなど、気になる症状に効果がある食べ物はどれか(辛甘酸苦鹹で「五味」)、などがこれを見ればすぐにわかる。
たとえば48ページのトマト。
■トマト
・性味 …… 甘酸/微寒
・帰経 …… 肝脾胃
・効能 …… 生津、止渇、涼血、平肝、健胃、消食、解暑
・適応/作用 …… 口渇、高血圧、食欲不振、煩渇、体力回復
帰経、効能は 分かりづらいけど、性味と適応/作用さえ読めれば、十分よく分かる。
つまりトマトは、体の熱を冷ましてうるおいを与え、食欲不振を解消してくれる作用があるのだ。
暑さが厳しい夏にぴったりの食べ物だということが分かる。
それからここが薬膳のいいトコロで、冷え性の人には体質に合わせて冷え過ぎないように、あたためる食物をプラスし、温冷のバランスがとれた食べ方を提案してくれる。
同じ食材でも、それぞれが効果的に食事ができる工夫があるのがすばらしい。
薬膳がオーダーメイドの食事と言われるゆえんだ。
ちなみにわたしがトマトを食べるなら、紫蘇(辛/温、腹の冷え・痛み、嘔吐、解魚毒)を合わせた料理にするかも。
ざっくりと切ったトマトを平皿に並べ、千切りにした紫蘇をちらして、塩とごま油を回しかけ、白ごまをふったら、きっとおいしい。
クーラーなどで体が芯から冷えていたら、生姜の千切りをちらすのもありかも。
情報たっぷりのこの冊子。
薄くて軽いので、職場に行くときも、スーパーへ行くときも、必ず持っていくようにしている。友達と飲みに行くときにも持参すれば、自分の体調に合った料理がオーダーできてお得。
暇さえあればぺらぺらめくって、「今日は何を食べようかな」なんて考えるのが楽しみになる一冊。今のわたしのいち押しです。
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