1、2、3、4、5、6、7、……
ああ、なんだろうか、数字しか呟きたくない。別にピタゴラのスイッチが入ったわけではないのだが──
9、10、11、12、13、14……
昔、数字を数える遊びをしていた。もちろんそれは自然数の枠をでない。ただ早口に1から数えてゆくのである。
実行すると、しかし意外にはやく万の壁を突き破り、淡い失望によって段々と数えることを忘れがちになって、仕舞には過去の習慣と成り果てた。
一方、その名残だろう癖が今も抜けきれずにくすぶっている。
それは、
125367848696213547781……
みたく、呪を唱えるように、いかにも唐突に、祈りのような呟きを洩らすことである。
……まあ、数字など、どうでもよいのだ。ただ、
ただ、なんなんだろう?
僕は迷いの小道に再び、それ入ってしまったらしい。
ああ、あー。
ぷー。