8月13日
台風の影響で
今回はお墓参りを諦めていたけれど
仕事を終えた夕方
思いのほか天氣が良かったので
折りたたみ傘持参で
一人で菩提寺に向かった。
最寄駅で降りてから
帷子川添いの遊歩道を歩く。
前回ようやく
四季折々の花や樹々が美しい
この道に気付いてから
お墓参りが楽しみになった♪
台風特有の不思議な形の雲たちが
それなりの距離がある片道を
退屈させずに菩提寺まで
道案内してくれた。
日の入り間近の
さすがに誰もいない墓地
どうしても今回はお墓に
手を合わせに来たかった

人生の節目になる日を間近に控え
家族の関係性が大きく
良き方向に動きつつあったから。


キッカケは今年2月末に
100年前のご先祖様から
突き付けられたある課題だった。
(具体的には、長野のとある町役場から
土地に関する調査依頼が来た。)
直観で
これは真剣に取り組むべき事案
と感じ、
二週間かかったけれど
無事にミッションをクリアした。
つい最近、
それまでこじれにこじれていた
家の相続問題は、
思いがけずアッサリと解決した。
こんなシナリオがあったのか?
というような内容で。
たぶん、
ご先祖様からのご褒美だと感じた。
そしてまた、
わたしがずっと持ち続けてきた
根強い魂の奥底の執着を
手放すコトが出来たから。
家の中のモノを捨てながら
見えない世界のいろいろも
手放してきた数年間であった。
生きている限りこれからも
日常生活の荒行は
続いていくけれど
時々こんなご褒美があるなら
そんな日常も悪くない。


帰りがけに聴いた鐘の音が
蝉の大合唱とともに
胸に清々しく響いた



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