僧侶がまとう衣には
色々な種類があります。
先日の得度式で尼僧様が
纏っておられた衣は、
襟合わせが右上でした。
衣の名は?
なぜ襟合わせが右上なんだろう?
疑問がいっぱいだったので、
調べてみました。
最近発行された高野山青年教師会編
『高野山之衣體(えたい)』には、
高野山真言宗の衣の成り立ち、
着方、たたみ方まで
全てカラー写真入りで載っております。



衣の名前は褊衫(ヘンザン)。
右上の襟合わせは諸説あるようですが、
一説によるとインド等では
不浄にもあたる左を隠して
右肩出すようにして衣を付けた所に
由来しているそうです。
また後から右肩を覆うように
布が足されたので逆になるとのこと。
この本を見ておりますと、
衣の種類も多く、纏う場面も様々で、
修行僧の衣、高僧が纏われる衣、
また護摩行や托鉢を行う時によっても
それぞれ纏う衣が違います。
絢爛豪華な衣の柄は、
まるで美術品のようです。
快侑(かいゆう)
智禅寺Facebook
褊衫(へんざん)

後ろはこのようになっています。

