先日、友人とたわいもない話をしていて、

今、私が活動しているコーチングの話になった。

 

その会話の中で私が「潜在意識」って言葉を発したら、

「ねえ、「潜在意識」って何?」って言われ、すごく驚いた。

「潜在意識」って言葉を知らない人がいるなんて考えてもみなかった。

 

私が初めて「潜在意識」って言葉を知ったのが

今から約33年くらい前の高校生のとき。

きっかけはタロットカードの占いだったんだけど、

その時に「潜在意識」って言葉の意味を知ったのが初めてだった。

 

そっか、世の中には「潜在意識」って言葉を知らない人がいるんだ。

 

長年スピリチュアルやら自己啓発やらと絡んできたから

「潜在意識の書き換え」みたいなのが自分のテーマになっていて、

人はどうやったら潜在意識の書き換えができて

自分の望むような人生を送れるかを常日頃考える。

 

この友達は数少ない私の貴重なドイツでの友人なんだけど、

彼女は3人の子供をドイツで出産して育てている。

やっと一番下の子が今年の3月くらいから

保育園に預けることができるようになったので

週5日パートで働き始めた。

子供がお腹にいた時は「早くビールが飲みたい」って言いながら

ノンアルコールのビールで我慢をしていた。

私はとなりでワインを飲みながら

彼女のパワフルさにいつも「すごいな~」と驚かされてた。

 

とてもパワフルな私の友人。

私が頭の中でで色々と考えなくても気軽に話せる数少ない友人。

 

 

ちょっと話が連れたけど、

彼女がなんで「潜在意識」って言葉を知らなかったというと、

その言葉の存在が彼女の人生に今まで全く関係がなかったから。

普通の家族で育った彼女には私のような「生きづらさ」は無い。

だから占いもほとんどしたことないし、

 

スピリチュアルって何?

コーチングって何?

潜在意識って何?

 

という世界観で生きている。

 

ちゃんと「愛情」を持って育てられたことが普通だったから

自分も「愛情」を持って家族と繋がれる。

安心・安全の元で育った人はメンタルのブロックが無い。

メンタルのブロックが無いと、たとえ失敗したとしても、

次に勧めることができる。

 

 

それに比べると私は母親とは縁を切って10年近く音信不通。

父と弟はたまにお互いの誕生日にLINEでメッセージを送り合うだけ。

最近まで父も弟も何をしているのか全然知らなかった。

 

本来、こんな関係は普通じゃない。

でも私は子供の頃から機能不全の普通じゃない家庭で育って、

でもそれが普通って世界で生きてきた。

「愛情」が一番必要な小さい子供の頃、それを十分に受けられなかった。

いつも寂しくて、悲しくて、苦しくて。

 

なんで私、生まれて来ちゃったのかな。

お母さん、なんで頼んでもいないのに私を産んだの?

こんなに辛いなら生まれてきたく無かったよ。

 

そう思いながら私はこの50年、生きているというか生きていた。

 

なんでいつもこんな状況になるんだ?と思う状況もたくさんあった。

 

本当に辛い時は

「おい、神様、なんで私にだけこんな辛い試練を与えるんだよ。」

と嘆いてた日々。

 

「ほんと、まじで止めてください。いつもいつも辛いんだよ」

って泣きたくなっちゃう日々。

 

でも泣くことを我慢してなんとか乗り切ってきた。

そのうち私は段々と、

 

「これは私だから乗り越えられると思ってこんな試練を与えるんだ。

 よし今回もなんとか乗り切ってやろうじゃないか」

 

って乗り切る方向に舵を取るようになった。

 

そして段々と感情を切り捨ててメンタルを強化していった。

それがまた生きづらさに拍車をかけてるなんて思ってもみなかった。

 

50歳を目の前にして

 

「このままじゃ嫌だ、もっと私らしい人生を歩みたい。本来の私を取り戻したい」

 

こんな思いて鬱々としていた時に出会った「心の法則コーチング」

 

正直、私はコーチングを避けてきた。

直感的に、コーチングでは私は変われないと思ってたから。

だって、「現状の外側にゴールを決めて」なんて言われても、、

そのゴールさえ自分自身が分からなから決められっこない。

 

でも私が受けた「心の法則コーチング」は

まさに自分を取り戻す旅の始まりでした。

 

「自分を深く理解する」

 

まずはここからのスタート。