当たり前だと思っていたことが
そうではないことが
まだまだたくさんあるなと
そう思う今日このごろです
手術室の看護師ならば当然知っているだろうと思っていた
中材をしている人の方がちゃんと知っているのかもしれない
今日はそういうことの1つを
滅菌バッグには開封する向きがあるのを知っていますか?
インジケーターなんですけど
あの「△」とか「<<<」みたいなのって
開ける向きも表しています
中材の人は
開ける側を多めにとってシールをしてくれているのでは
ないでしょうか
そこまでしなくても
できるだけゆとりをもってシールしよう
そう思ってしているのではないでしょうか
(これは開けづらいな!ってシールになってしまうこともあるとは思います。私も上手にできるわけではありません。。)
手術室の看護師は
広くとってある方から開封するのではないでしょうか
とね、そう思っていたのです
なので、中材で器材を滅菌バッグに入れる作業は当然のように
できる
そう思っていたのです
ところがそうでもなかった〜
向きは関係なくて
どっちを広くするとか
考えていないじゃない・・・
まあ、自分たちで開封するわけなのでいいのかもしれないけれど
というわけで、
手術室の看護師が
ぽっときて中材の仕事を手伝う
なんて簡単に言うじゃない
でも
できていないかもしれないですね
えっ
普段使っている器材の開封、なんにも考えてないの?
と
中材の立場からしてみたらガーンて感じです
こんなに配慮してパックしてるのに〜
いろいろな意見はあるかと思いますが
でもやっぱり
どっちでもいいわけではないと思います
滅菌物ですから
清潔を維持した状態で開封されて、
受け取れることが大事なポイントですし、
簡単に落下してしまうようなサイズでもだめです
中材でのパッキングのポイントは
滅菌バッグを開ける向きに注意
開封したときに、不安定にならないサイズ感
かと言って、ピチピチサイズだと滅菌バッグに負荷がかかって
破損の原因になったり、滅菌のときにシールが弾けたり
なんてことにもなるので、ちょうどよいサイズ感で
大きすぎるとグラグラして中の器材の清潔は保たれても、
器材の受け渡しや手術器械台に出すときに周りの清潔な部分に触れて
不潔にしてしまう可能性があります
そして、
器械を受け取ってすぐに使用できる向きに器械を入れる
(持つ方を開封口にする)
こんなことに気をつけてみるといいかもしれません
どんなことにも向きは大事・・
ほんとはかなり大きな切り身なのに
向き(角度)が悪いと、とっても小さく見えてしまう
大きさが伝わらない・・・
センスの問題か??

