★あいのりおーせのストーブPJ Vol.2★ | ★放浪ちよかの絵日記★

★あいのりおーせのストーブPJ Vol.2★

あまりの光景に、
移動途中にクルマを止めてと頼んだ。
気仙沼高校の廃墟。
生徒はどうなったんだろう。
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港へ続く道。
これは、カンボジアの田舎でみたようなあぜ道。日本にいるのかどうか一瞬わからなくなった。
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地盤沈下により排水されず、こんなに内陸でも未だに水浸し。歴史上、そういう土地には瓦礫を運び埋めたて地にする。横浜の山下公園は、関東大震災後そうして出来た埋め立て地。しかし行政は輸送費をかけて瓦礫を他県へ運ぶという。
ばかなの???
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やっと目的地に到着。

気仙沼市南郷町。
忘れられていた大規模半壊住宅地域。

そこの拠点となり、今回の配布の
現地拠点となった、ゆみさん宅にお邪魔しました。始めましてと握手したら手が冷たくて、大丈夫ですか?というと、だって毎日吹きっさらしだもの。と明るく笑った。そして、車中泊で疲れたでしょとコーヒーを出してくれました。
最近やっと、Samaritan's Purse という国際援助団体が一階の扉や床を貼り付けてくれたそう。彼らにもきてもらって現状をインタビューした。
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CAMが床を貼り付けてくれるまえは、床なしの吹き抜け。
ゆみさんの家の一階はこんなんだった。
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ゆみさんは、地震の後家族を連れて非難。その五分後に津波で多くの人がなくなった。
家は一階が全て津波で破壊され、天井まで家財道具全てがぐちゃぐちゃの泥水のなかで、魚とプカプカしていた。

水が引くまで一週間かかり、家財道具を運び出し処分し床をはがして泥をかき出し、それからは扉も窓も床もないまま二階に住んでいた。この近辺はどの御宅もそうだった。行政からの支援は、

一切なし。

この地区を発見してくれたのは、ふんばろう東日本の大間さん。グッチ裕三に似ているけど、いい人。(笑)
地図だけもって走りあたしがその後をストーブもって走ってたから、ちょっとまてと。こんなにか弱いのにおかしいというと、僕手術の傷口が開くといけないから♥とかいうから、何それっ!(~_~;)ってキレテごめん。まじで術後すぐだったのでした。はははー

大間さんのブログを読めば現地での活動がわかるよ。
http://road-bokuiki.jugem.jp/?eid=594


おーせが寄付してくれたストーブが必要な御宅に行くように事前にゆみさんと連携してアンケートをとり、自宅を直して住む意思があり暖房のない家庭のみに配布するべく地図を準備してくれていた。

ばら撒き支援をしたくない。結果がわかり、受けてから送りてのおーせに、ちゃんとしたフィードバックが行く支援をして下さい。しないと噛みます。(。-_-。)といったあたしの要望を聞いて頂いて、感激しました。

コーディネートをしてくれた秘書の渡辺さん、現地で活動してくれていた大間さんのおかげです。

ネットがないお年寄りが、お礼を簡単に出来るように切手付きのレターセットと、送りてのおーせが何ものか、ふんばろうがなにものか、きちんとわかるチラシをストーブにつけて下さい。

というあたしの要望を渡辺さんはちゃんと聞いてくれて、前日深夜まで準備してくれたのでした。m(_ _)m それらを付けて、ストーブを配布したのでした。

しかも、ストーブは被災地にお金が落ちる様に、仙台市内の業者に発注。東北の大きな間取りの部屋でもあたたまる様に、停電になっても使えるように、石油ストーブ。しかも燃費のよい高品質のもの。全てが被災者の事を考慮して手配されていて、色々うるさい
あたしなのに、100%納得して感謝しました。m(_ _)m
これが今回配ったストーブだよ。
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配る。
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配る。
おばあちゃんは、津波のショックで喋らなくなってしまったとおじいちゃんが教えてくれた。初めは間口に立ち、話しかけても反応がなかった。ストーブを頂いたよとおじいちゃんがいうと。表情が和らいだ。ここへ降りてきて写真を一緒に撮ってと頼むと、ゆっくりと降りてきてくれて、少しだけ笑いました。おじいちゃんがずっと手を繋いでいた…
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橘川さんは、クリームシチューの有田にそっくりでエンスト3回とかかますけど、いい人。(笑)
配布は一軒ずつ回ります。
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この人達全員が、今まで暖房なしで震える夜を過ごしていたかと思うと、国会に衛星ゴミでも落として全壊にして、新しい幕府でも立ち上げたくなるわ♥スノボで立入禁止区域を滑走して遭難して夜になり凍えた時、寒くて泣きそうになったから、寒いつらさはとても良く分かります。
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続く。

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