- プリズム色の場所 (小学館文庫 ま 1-1)/益子 昌一
- ¥440
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今日は、この本をご紹介
この本は、映画版「そのとき彼によろしく」のプレ・ストーリーと書いてあったため、急きょ購入したものである。
というのも、原作本と映画版があまりにも内容が異なっていたため、読んでみたいという気持ちが、強くあったという理由だけのことなのだが・・・
内容は、映画を観た方と原作本を読まれた方にしか分からないと思うのですが、花梨が智史の店の前に現われるまでの経緯が書かれている本である。
花梨がモデルになった”いきさつ”や子供の頃の当時の気持ちやアーミーコートの謎等が解明されていくという
内容になっている。
なので、どちらかというと本編は智史サイドの進行なのだが、この本は花梨サイドの進行という書き方と言った感じですかね?
「冷静と情熱のあいだに」でしたっけ?二人の作家さんが書かれた本を、映画化したのは?
あんな感じと思っていただければ幸いです。
ただ、原作にも載っていない部分もあるので、映画を観なくて原作のみを読まれた方も、案外オモシロク読んでもらえる一冊なのではないかと思いますので、ぜひご一読を