ビックリした
気恥ずかしそうに
片手を上げて
彼女は立ってた。

いつ以来?
4年ぶりだ。

わっ‼️っとしか
声が出なかった。

もう会うことは無いと思っていたから。

考え方、物事の進め方、想い方
少しずつ大きくなっていったズレが
関係をギクシャクさせ
最終的に
私から離れた。

いや。わからない。

その時が来ると、二人とも
予感があったように思う。

厳しいことも言った。
純粋に相手を思う気持ちから。
でも、その時の彼女の心には
届かなかった。

どうして応援してくれないのかと
思っていただろう。

けれど今夜全てが、
全てが良かったんだと思えた。



「4年前、私はアホやったと思う。
なぜあなたの言葉が耳に入らなかったのか。
なぜ、あんな態度をとってしまったのか。
そのあと、ずいぶん苦しんだ。
あなたに言われた通り
商売も上手くいかなかった。
あなたの言葉や態度に
私が傷付けられたと思ってた。
でも、違ってたな。

あなたに言われたことも
今やったらわかる。
ごめん。ってずっと言いたかってん。
すごく会いたくなって
謝りたくて来た。」

もう来てくれただけで
それだけで十分。

商売を成功させた彼女。
元々綺麗でカッコ良かったけど
あの頃とは違う美しさが
目から、言葉から滲み出ていた。

おめでとう。
本当におめでとう。

なんだか最近
回りから良いんだょなぁ。



ピンぼけやけど爆笑
これは、スマホがボロいのよ爆笑