皆さま~❤
ご機嫌いかがですか

昨日も大変大変暑かったですね

ワタクシ
前々から手首と指が痛くて

そう。腱鞘炎

最近
痛みも酷くなってきたものですから
治療に
行って参りました

仕事上、使えなくなると困りますからね
メンテナンスは大切です

店に戻りますと
届いておりました

じゃぁーーーん




『山ぶきの佃煮』
これが~絶品

母の佃煮は
山椒の実を入れません

独特の刺激はありませんが
こんなに濃い色をしていても
シッカリとフキ本来の味がします

毎年毎年、母は山の奥まで行き
フキを摘み
作って送ってくれます

『お店のお客様に
喜んでもらえたら
うれしいやんか

と、言ってくれます
』

ご覧の通り
ワタクシの田舎のフキは細いんです
元々が細いフキ。
これの、下処理は本当に大変

下手すると皮を剥いたら
茎が無くなります

大変な作業なので、薄皮を取らずに
料理される方もいらっしゃいますが
母は、必ず取ります。
出来上がりの食感が全く違うから

と。
身内のことを褒めるのは
少し気が引けますが

少~しだけ
お付き合い下さいませね

ワタクシの母は
味付けが上手なんですね。
ワタクシ独身の頃は
外食をほとんどしたことがありません

理由は明白
母の作る料理が
大変美味しかったからです。
和食が大好きでなもので
若い頃から、あちこち食事にも

連れて行ってもらいましたが
煮炊きものなど
美味しいと感じた事が無いんですね。
母の料理は全体的に
優しい味付けなんですが
薄く感じさせないんです。
色も鮮やかに
しっかりとお出汁の味がします。
あとまで響く味。と
言うのでしょうか・・
単に「うすあじ」では
済まされない深い味わいがあります

昔から化学調味料を嫌い、
(子供の頃は
インスタントラーメンも
食べさせてもらえませんでした
)

今でも使っておりません。
煮干しとかつお節だけです。
ただ、材料にはこだわりが有り
使用するものは決まっています。
どこどこの、煮干
どこどこの、かつお節
どこどこの、みりん
と、いうように

(まぁまぁ面倒くさい人です
)

料理を教えてもらったことはないんです。
教えて。と言えないほど
忙しい人でした。
台所に自分以外の人間が入るのを
嫌ってもいました。
一緒に料理をしたこともありません。
多分、母にとっては
台所が唯一
自分だけの場所
神聖な場所だっのでしょうね

なので、味付けは
舌で覚えました。
舌と、記憶です。
今、お客様が美味しいと
おっしゃってくれている味付けは
母のそれに近いと思います。
ただ、完全ではなく
母を越せる日は来ないのかも知れません。
ワタクシはこれからも
ひたすら努力を続ける
ハイッ

実家から時々
私の好みの煮物を
届けてくれるのですが
やはり、美味しい

ジャガイモが
大根が
小松菜が
おにぎりが
こんなに美味しいなんて





箸が止まってしまうこともあります

心から、感謝しかありません。
野菜の洗い方
食材の下処理の仕方
調理行程のタイミング
何一つをとっても
正しく、キチンと作ったものを
食べさせてくれた
母に感謝

いつまでもいつまでも
元気でいてください







それでは皆さま
本日も良い一日を

see you bye~
