5月25日に行われたセミナー、
【デザイナ×弁護士】事例から学ぶトラブル解決法と予防策【初心者向け】
に参加いたしました。
弁護士の
田島 佑規 先生
宇根 駿人 先生
デザイナー×イラストレータの
有柚 まさき さん
お三方が体験談、事例等を気さくにお話してくださいました。
まずは第1部のレポートです。
第1部
デザイナー×イラストレータ
有柚 まさき さんの
体験もふまえた登壇でした。
私を始め、参加したみなさん、
「うん、あるよ、あるある」とうなずくお話多々でした!
1)値下げ要求・費用未払い等、金銭トラブル
ここで大事なのは、
記録・証拠となるものを残しておく事が大事!
メール・FAX等文書のやりとり、発注書を発行していただく等。
たしかに、物的証拠が有るのは強いですよね。
では、電話でのやり取りをしてしまった場合はどうするのか?
まさきさんの実体験のお話では、
「電話でお話しした内容をメールで打ち、お相手にメール送信」
を行ったそうです。これで間違いないですね、と。
・そうすることにより、電子文書として証拠が残る。
・受け取って何も言ってこない=メールで送った内容にて
承諾頂いた。
ということです。言いたい事あったとしても、届いたメールをほったらかしておいた立場では、何か言う権利はないでしょうね。
2)追加製作費の請求
一式費用として書面を作成するのではなく、
項目ごとに細かく記載すること。
そうした方が、追加製作が発生した際に、
金額を追加請求しやすい、交渉しやすいということです。
(当初の話よりこれだけ追加になってますよ、と
目に見えやすい)
例)冊子ものの場合
ページ単価・コピーライティング費・撮影費・等と
詳細を記載
その痛い経験をしてから、私が見積書面に記載しているのは
・追加が有る場合は、別途請求させて頂きます。
という一文。
製作途中での見積改訂が有り、さらに追加が有りそうだな、と
言う場合は
・○月○日現在の価格です。
と見積書を作成した日程を記載するようにしています。
自己防衛、大事です!
第2部、弁護士の先生お二方のお話は
後ほど追記致します。