東急沿線の駅で無料配布されているSALUS。
毎回なんとなく読んでいるのですが、今出ている7月号の「宇宙のカケラ」(佐治晴夫著 理学博士)という連載に、成る程、な記事が。
「およそ750万年前、人類の歴史に大きな進化がありました。4足歩行から2足歩行になったのです。(中略、そのため)一方で骨盤の間隔は狭くなり、これまでのような出産が難しくなりました。本来なら、人間の胎児の生育には65週間が必要です。けれど人間のお母さんは狭い骨盤から赤ちゃんが出て来ることが出来るギリギリの40週前後にがんばって出産するようになりました。
(中略)生まれたばかりの赤ちゃんは自分で母乳も飲めないし、ひとりで歩くことも出来ない。これは生物のなかでも人間だけの特徴です。」
「男女の役割がはっきり分かれるようになったのもこの時代からです。(中略)『父親には、「世界にはこんなにも広いんだということを子どもに知らせる役割がある。母親は、世界はこんなにも温かいんだよということを知らせる役割がある。」
「(中略)男性は目の生き物、女性は耳の生き物といわれる所以もこの時代の生活スタイルにあります。男性は、狩猟を主な仕事としていたので視覚が敏感な上、(中略)方向感覚も優れています。(中略)女性は、暗闇のなかにいても赤ちゃんの鳴き声だけでお腹が減っているのか、どこか痛いのかなど敏感に判断します。『あなた、私のこと好きなの?』と、女性が何度も聞きたがるのも耳で確かめる生き物だからなのでしょう。男性の皆さん、どうか煙たがらないで下さいね。それと育児には、さまざまな状況の記憶が必要です。だから、人の誕生日や結婚記念日など、記憶力は男性に比べ女性のほうが優れているのです。
男女には、さまざまな違いがあります。違いというのは個性なのです。男女の関係においては、それを人類の進化の結果として認めることが大事です。(中略)」
なんか妙に納得したのでした~。
今度オットにイラッとした時用にブログにしてみました(笑)