こんにちは
今朝は通勤電車の中でこちらの本を読み、心が豊かな気持ちになっておるめぐみでございます↓
『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子著 幻冬舎
3年ほど前に出版されベストセラーになった本なので、読んだ方も多いかもしれません
ワタクシはお恥ずかしながら未読だったのですが、以前NHKの「朝イチ」という番組で著者の渡辺和子シスターが出演されていたのを観て興味を持ち、2015年読書始めの本に選びました☆
というのもですね。
私たち夫婦の共通の趣味はジムです。
そしてジム帰りに、今日会社であったことなどを話しながら帰るのも大事な時間。
先日(もう去年のことだけど)、オットが、
「この道(ジムからの帰り道に使う遊歩道)は、オレのグチロードだなあって思った(笑)」
と。
曰く、仕事の不満、職場での人間関係でイライラしたことなど、いつもこの帰り道に私に話してるから、「グチロード」なんですって。
本人はグチばっかりじゃダメだなあ、と思っての発言だったみたいだけど、私はこの言葉を聞いて、嬉しかったんです
グチというとネガティブな印象ですが、本当に相手に心を許しているからこそ、出てしまう言葉だって良く分かるから。(それは私も一緒!よくこの道でオット相手にあーだ、こーだ言っていますw)
そして、そんな風に色々話してくれるオットは、また、私に意見も求めてきます。
「上司に今の上手くいっていないプロジェクトの現状を伝えたいんだけど、どうメールを書いたらいいかな(;´Д`)ノ?」
とか、
「あのクライアントのこと、どーしても尊敬出来なくて嫌いなんだけど、どう接していけばいいと思うヽ(`Д´)ノ?」
とか、
「同僚の残業の考え方の違いがあってお互いイライラしちゃうんだけど、めぐだったらこういうときどうするヾ(▼ヘ▼;)?」
とか。
私の場合、オットのグチを聞いたときは、まずオットの怒りや苛立ちに同調することにしています。
「そうなんだ!それはXXさん、ムカつくね!」
「あなたが頑張っていること、ちゃんと上司の方に知ってほしいよね!」
とかって。
だって、誰だって何かを相談してり愚痴ったりする時は「うんうん、その気持ち分かるよ( ̄▽ ̄)」って、受け止めて欲しい気持ちがあると思うから。
たまーに、「アンタが悪いよ!アンタが!!」と張り倒したくなりますが・・・w
でも、ここからが問題。
いったん気持ちを受け止めた後、オットに何をアドバイスできるか?
実は最近、「なんて言ったもんかなあ~」って、モヤモヤしていました。
一緒になって、相手をけなしたり、現状に腹を立てていたら、何も進まない上に、ちっとも気分も良くならない。
かといって、頭ごなしに、「そんな甘ったれたこと言って、アンタが悪い((o(-゛-;)!!」なーんて言ったら、オットはますます意固地になることは目に見えてるしww
ああ、グチられるときって、自分の心の豊かさが問われるな~と思い当りました。
そもそも私はまだまだ他人に意見が出来るほど出来た人間じゃないーーーヽ(;´ω`)ノ
「長いものに巻かれろ」的平和主義な私と違い、うちのオットは血気盛んで言いたいことははっきり言う、嫌だったら転職する、という外資系を地で行くような人間です。
どちらのタイプであれ、良いところも悪いところもあるとは思うけど、アラフォーになっていくにあたって、「感謝の心」や「物事(人)を受け止めていく懐の深さ」、「人を非難するよりも、まず自分が変わってみようとする謙虚さ」みたいなものを持った大人になりたいなあ、と思います。
もうだいぶいい大人ですけどね(爆)
この本はキリスト教教育者の本なので、そういった教育になじみがない方には少し慣れない表現があるかもしれませんが、ミッションスクール育ちの私にはしっくりきて、読み進めています。
そして、この本から感じられたことを、上手にオットにも伝えてあげれれば、彼なりに参考になるんじゃないかなあ~とオットの良いところは私の意見に素直に耳を傾けてくれるところだと思っとります。
2015年も沢山会話して、夫婦そろって少しずつ成長していけたらいいよね