3時半に何故か目が覚めまして、いつも開けている窓を開けたら月が皆既月食で赤黒くなっており驚きました。
普段は勿論起こさないけど、天体に興味のある次女も起こして、観測したのでした。
オリオン座もピカピカでした。
オリオン座は冬の星座だから見えるわけないよ、と以前は次女が言っていたのですが、驚いていましたね。
いい体験でした。
さて、、長女が不登校気味です。
ひとたび子供がもう行かないと決めると、復帰は簡単ではないです。
いかに、そうなる前の予防が大事か分かった。
自分の子供自体を振り返ってみると、自分は実家が割と裕福で、
夕飯どきになると、こんがりと焼けた魚と、煮物の香りがし、香の物や味噌汁、デザートも出た。
朝は起こしてくれて、布団は帰ってくると綺麗に洗濯され、部屋の中は花が飾られ、クッキーを焼いてくれることもあった。
庭には犬がいて、夕方の散歩とご飯は私の当番だった。あまり友達がいなかったので、犬による、セラピー効果は絶大だったと今も思う。家の中には10年以上飼っている丸々と太った金魚と、ハムスターがいて、寝る前まで世話していたなと思い出す。3歳からピアノを習っていたので、気分転換に作曲したり、寝る前にはベランダから夜空を見て、ぼんやりとする時間が好きだった。年に3~4回は旅行や歌舞伎などに連れて行ってくれてましたが、中学生くらいになると、親だけは旅行でハッスルなんだけど、正直退屈で仕方なかったな。とも言えず、楽しかったとは言ってましたが…。親の見栄は子供は早い段階から見抜いていますので、これみよがしに電話で友達に〇〇でディナーしてきましたのとか、苦笑してたな。笑
専業主婦は中々評価されないものですが、彼女たちは名もなき功労者だなと思う。
不登校が増えているのは、日本経済の低迷と、核家族・共働きによる、家族のコミュニケーションが減ったのもあるんじゃないかと思ったりする。安心安全な生活を家族に提供し、勉強を一緒に見たり、人間関係の葛藤について一緒に考える時間は少なかったと思う。人間関係の葛藤なんざ便秘みたいなもの、優しさは屑人間を引き寄せ人災になると今では割り切れるけど、学校に行けなくなるまでかなりのストレスだったのだろうと思う。ちなみに原因はクラスメイトではなく、教師らしい。お会いした感じいたって普通の最近の男性の数学教師でしたが…。
長女の不登校で、男性社会でジープみたいに働いている夫の考えが変わった事には驚いた。
生活態度が雑で、まぁそれでもお金ひっぱってきてくれているから、とハイブリッド型の私は目をつむってきたけど、、
広島との別生活期間に長女が不登校になり、夫が叱咤した所自傷行為があり、仕事が手につかないくらいショックだったと言ってた。子供が学校に行かないのは、製造責任者の親はかなり堪える。夫も気づいたようだ。叱咤激励ではなく、協調や寄り添いが重要である事、安心安全な家庭のセーフティネットになっていた私ら女性の名もなき労働に気づき感謝するようになった。はぁ。(とはいえ、数字が大事なのは確か。男社会で、男が頑張るのは自然な事というプレッシャーもあるだろう。ますます少子化が加速しそうだ。)
長女は中2ですが、高校で不登校になる人もいるし、大人になってから鬱になり仕事を辞める人もいる。振り返ると、私の周りにも鬱で消えて行った人が沢山いる事に驚く。中2の勉強は40歳になってから履修してもあまり意味がない。その年齢で合格点に達しているかが日本の教育の評価ポイントではあるから非常に焦るけど、焦ってもどうにもならないと、2週間程葛藤してわかってきたことだ。
これを機に、規則正しい生活と、他愛のないコミュニケーションをとっています。
家にいる強みで、勉強や資格は少しずつ指南しています。(以前は会話もままならなかった)
同調圧力から解放される海外旅行も考え中ですが、目的があれば新宿にも一人で行く子なので、飴を与え自由にさせる事で自立する機会を失うのでは、、など悩みは尽きないし、正解はありません。