令和6年度第1回就学学習会を開催しました | 千歳市児童発達支援センターのブログ

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千歳市児童発達支援センターのスタッフが最新情報をお知らせします。

千歳市児童発達支援センターでは、3歳以上の子どもを持つ保護者を対象に千歳市の特別支援教育や就学後に利用できる福祉サービスなどをお伝えする就学学習会を毎年開催しています。

 

今回は、令和6年5月23日に開催した令和6年度第1回就学学習会の内容をお知らせしますスター
 

会場は千歳市総合福祉センター402号室。ZOOMによるオンライン参加もOKです。

第1回のテーマは「千歳市の特別支援教育」、2名の講師にお話をいただきました。


一つ目は、「千歳市の特別教育―千歳市の小学校入学までの流れ―」について。
講師は、千歳市教育委員会学校教育課特別支援教育係で就学相談を担当している加賀谷障がい児教育相談員です。

千歳市における特別支援教育の仕組みや就学先決定までの流れ、就学相談などについて、わかりやすく説明いただきました。


特に、就学先を考えるにあたっては、次の2点が大切とのこと。

・家庭外の様子を含め、お子さんの様子を客観的・総合的に把握しましょう。こども園や通所支援事業所の先生などの意見も大いに参考にしましょう。

・学校見学に行って実際の授業や児童の様子を見てみましょう。千歳市児童発達支援センターが案内する学校見学会などの機会を活用しましょう。

 

 

はて??学校見学会??センターから案内が来る??と思われた方に補足説明です。

千歳市児童発達支援センターが案内する学校見学会は、毎年7月ころに学校ごとに見学日を決めて実施しています。

対象のご家庭には、ご案内を発送済みです。

なお、見学会に都合がつかない場合には、就学相談室(教育委員会学校教育課特別支援係内)にご相談いただきますようお願いします。

 


お話の二つ目は、「特別支援学級での学びと生活」について。
講師は、千歳市立向陽台小学校の河瀬特別支援教育コーディネーターです。

向陽台小学校あおぞら学級の一日の流れや、学習活動の内容や様子など、子どもたちの日頃の生き生きとした様子がわかる写真を交えて説明いただきました。

 

学校が考える特別支援学級へ通う児童への関わり方として、次の3つの方針が紹介されました。

・できないところばかりでなく、できるところをみつけるできるようになるための学びを考えます。

・児童本人の発達や年齢、心理的・身体的負担を考えた学習課題と授業の進め方を工夫します。

・学力や活動スキルの成長に留まらず、児童本人の意欲と自己肯定感を保っていく工夫や声掛けを意識がけます。

 

保護者の皆さんへのメッセージ「子どもたちが毎日楽しく学校に通うことができる環境をみなさんで考えていきましょう」が、とても印象的でした。

 

 


加賀谷障がい児教育相談員(左)

河瀬特別支援教育コーディネーター(右)


質疑応答では、たくさんの質問をいただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 

第2回・第3回の就学学習会の予定は、次のとおりです。

ご参加お待ちしておりますブルー音符


第2回 令和6年7月22日(月曜日)10:00~

 「学童クラブおよびランドセル来館について」
 「放課後等デイサービスについて」

 「その他福祉サービスについて」

第3回 令和6年9月4日(水曜日)10:00~

 「通常学級での支援について」
 「通級指導教室について」

 

詳細は、千歳市ホームページ「就学学習会のお知らせ」をご確認ください。