こんばんは、chitopoです。
久しぶりです、皆さまお元気でしょうか?
大野さんのお誕生日ギリギリになりましたが、
生誕記念ということで、
またまたお久しぶりのお話しをあげさせていただきます(*´꒳`*)大丈夫な方はお付き合い下さい。
。。。。。
大宮さんの BLのお話しです。
ご注意をお願いします。
俺の名前は大野智
つい2週間前に高校生になったばかり
今日もつまらない授業を終えて、
さっさと帰り支度を済ませる
「智くん、」
「何?
急いでるんだけど」
「相変わらず素早いね…
もし良かったらこのあと一緒に、
吹奏楽部の仮入部に…」
「ごめん翔くん、
俺、部活もう決めたから。
じゃ、そーゆー事で」
「え、あ…うん。」
入学してすぐ仲良くなった
翔くんの言葉もろくに聞かずに、
一目散に美術室を目指す
放課後の美術室は
少し傾いた日差しが差し込んで
窓際の棚をキラキラ照らす
画材の準備をしながら
俺はあの人を待つ
まだかな…
そろそろかな…
ガラッ
扉が開いて、
眠そうに欠伸をしながら
スマホ片手にその人はやって来た
「おはよー…」
「おはようございます!」
「ふふっ、真面目だねぇ」
そう呟くと
こちらをチラッとだけ見たら
すぐに窓際の棚にゆるっと座って
スマホでゲームを始めた
俺は中学の時に入っていた
バドミントン部ではなく、
高校に入ったら美術部に入って
本気で絵を描いてみたいって思ってたけど
俺が入学したこの高校の美術部は
なんと部員が一人
もう廃部寸前だった
たまたま担任の松本先生が
美術部の名目上の顧問で
前の部員から引き継いだ画材が残っているので
ぜひ見学だけでも、って言ってくれた
仮入部だけでもしてみるかって思って
美術室の扉を開けた
「…」
そこで見たのは
天使のように美しい二宮先輩
真っ白な肌に
太陽の光がキラキラ輝いて
時間が止まったかと思った
そこから俺は
毎日美術室に通っている
描いている絵の題材は
全部二宮先輩
窓辺でスマホゲームをしてる先輩を
正面から描いてみたり、
別のスマホゲームをしてる先輩の
横顔を描いてみたり…
「毎日同じもの描いてて飽きないの?」
「はいっ」
だって
俺の描く先輩は
本物のキレイさには程遠い
「先輩もゲーム飽きないんですか?」
「うーん…飽きないねぇ。」
いつか
俺の絵が
先輩のキレイさの
ほんの一部でも表現できるようになったら
その時は…
先輩に好きだって伝えてみようか
「あれ、ニノちゃん、今日も部活?」
「ん?
そうだけど?
べつにゲームしに行ってるだけだよ」
「そんなの家でもできるじゃん、
去年は、
てか一年の時はあんまり
部活出てなかったじゃん
二年になってからずいぶん熱心だよね」
「うるさいよ、あいばか…」
「あれ、ニノちゃん耳真っ赤だよ?」
。。。。。
一年ぶりの投稿となりましたが、、、
大野智さん
お誕生日
おめでとう
ございます
今年は色々な気持ちがごちゃ混ぜではありますが、とりあえず大野さんのお元気な姿がまた見られたことに感謝しかありません。
大野智さん
いつも生まれて来てくれてありがとう!
