小田急線 千歳船橋の歯科医院https://chitofuna-shika.jp/
親知らずは必ず抜かなければならないでしょうか?決してそんなことはありません。抜かなくてもいい条件は3つ。①完全に埋まっており、炎症が起こったことがない。②完全にはえており、上下で咬み合っている。③②に加え、虫歯や歯周病にならず、セルフケアができている。これに当てはまらない場合は抜くことをおすすめしています。例えば、・完全に埋まっているように見えるが、炎症が起こったことがある。・斜めにはえていて、半分だけ見えている。・完全にはえているが、上下で咬み合っていない。など。非常にざっくりとした私見ですが、患者さん全体で、親知らずを抜かなくてもいいかな、と思われるケースは、大体3割くらいでしょうか。もともとない人はラッキーですね!
歯科医師になって10数年、歯を失っていく人の多くは、奥歯からダメになっていくことが多いことを実感しています。これはつまり、奥歯の方が虫歯や歯周病、破折が起こりやすいということです。逆に前歯を多く失っている人は、事故などの外傷性であることが多いです。なぜ、奥歯からダメになる傾向にあるのでしょうか。奥歯はよく見えない上に大きいので、歯ブラシも届きにくく、フロスもやりにくいので、多くの人が清掃不足になりやすいのです。虫歯や歯周病のほとんどは、歯と歯の間から発生します。これらは細菌感染症なので、予防のためには、まずは細菌を少なくすること、つまり、日々の歯磨きやフロスを徹底し、定期的にクリーニングを受けることです。さらに虫歯と歯周病の進行に拍車をかけるのが、歯ぎしりや食いしばりです。健康な歯でも、長年歯ぎしりをしていると、奥歯がだんだんと磨り減ってきます。そこに虫歯があると、ひび割れや破損が起こり、また歯周病があると、ぐらつきが起こっていき、それらがさらに悪化していく傾向にあります。これが、奥歯からダメになっていくことの真相と思われます。90%近くの人が、歯ぎしりや食いしばりをすると言われています。それ自体を止めることはなかなか難しいことなので、自覚がない人でもナイトガードをおすすめしています。歯ブラシ、フロス、ナイトガード、は、歯を守る三種の神器といってもいいくらいですね。
先日の北海道地震で被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。早朝、妻の一言で目が覚めました。「北海道で大地震だって!」飛び起きて震度を確認すると、私の実家のある北見市では、震度3。さらにテレビ情報によると広範囲で停電。そんなに問題はないかなとは思いつつ、念のため両親に安否確認。案の定、「寝ていて気がつかなかった。」とのこと。しかも、「停電?そうなの?」にはびっくり。テレビもつかないので、息子からの安否確認で初めて停電を知り、結局、その後2日間近く停電のなか過ごしたようです。1日以上停電が続くと、想像以上に生活が立ち行かなくなるものです。備えあれば憂いなしとは言うものの、「その時」は突 然やってくるもの。防災の必要性を改めて痛感しました。
最近のニュースから。子供の熱中症に注意思い起こせば自分が小学生の時、外で体育の時間でも、「水を飲むな」と言われていました。理由は、「かえって疲れるから」、「お腹が痛くなるから」、「根性、我慢強くなるため」などだったかと思います。私が育った場所は北海道の北見市、当時(30年前)でも8月最高気温は30℃前後ありました。湿度は低いので、東京よりは格段に快適ですが、当時から「日射病に注意」という言葉は耳にしていました。しかし、日射病にかかってしまう子は弱い子、根性なしという雰囲気は親にも子供にも先生にもあったように思います。「みんなと同じように」個性が大事と言っておきながら、個々の声に耳を傾けることができない仕組みや制度。「昔はこうだった」「自分も我慢したんだから」時代や環境は変わるのに変われない人々。現在、外の気温は35℃を超えています。それなのに、学校にエアコンを設置するかどうか、外で体育の授業をするかどうか、犠牲者が出るまで変えられない。出てもすぐには変えられない。先進国と言われる日本の現状です。
千歳船橋おすすめシリーズ!今回ご紹介するのは、長寿庵言わずと知れた、千歳船橋の老舗お蕎麦屋さんで、名優、森繁久彌さんが、足しげく通ったお店だそうです。千歳船橋 駅北側の商店街、まさに森繁通りに面しています。こちらでの私のお気に入りは、冷やしたぬきそばそばが完全に見えないくらいの天かすと、たっぷりの野菜が乗せられていて、ボリューム満点なのにあっさりヘルシーです。とくに天かすの味わいが深く、とてもおいしいです。天かすはお店ごとに天ぷらの味付けや、おそらく素材が違うので、お蕎麦屋さんごとに、天かすの味比べをするのも楽しみのひとつです。こちらは妻のお気に入り、やさいそば お重に冷たいそば、その上に卵そぼろをまぶした、野菜サラダが盛り付けられています。それが二つ!彩りもきれいでさわやかな、夏にぴったりの一品です。このお店は、二階が座敷になっているので、週末のお昼時は家族連れで賑わっています。メニューもたくさんあるので、毎回迷うのですが、夏は大体同じものを頼んでしまいます。こちらの名物は、茶そば だそうです。
時々、患者さんから、「引越し をするので、いい歯医者ありますか?」と聞かれることがあります。いつも正直に答えるのですが、「わかりません。。。」例えば、知り合いの歯科医師がいることはあります。その場合は歯科医院を紹介はしますが、その患者さんと相性が合うかどうかはわかりません。同じものを見ても、人の数だけ見方や考え方が違い、取り組み方も違い、さらに設備や技術の違いもあります。最近のニュース記事です。情報が多い時代だからこそ、迷い、わからないことが多くなってきます。ネットで調べること歯は気軽で手軽であるからこそ、情報を載せる側も気軽で手軽であることを知る必要があります。歯医者が多い多いと言われていますが、いい歯医者を探している人も多いと感じます。
ここでひとつ質問です。自宅の窓ガラスに”ひび”が入っているのを見つけました。しかし、いつも通りに使えます。雨漏りするわけでも、風が漏れるわけでもなく、触 ってみてもざらざらしません。取り替えますか?さらに質問。自宅の窓ガラスが割れました。雨も風が漏れるのはもちろん、割れた部分はギザギザしています。取り替えますか?後者の質問には、ほとんどの人が、取り替える、と答えると思いますが、前者の質問はどうでしょう?人によって考え方は分かれるのではないでしょうか。歯科治療はこういうことがとても多いです。痛い、欠けた、取れた、腫れた、など、明らかな自覚症状があれば、受診したり治療することに抵抗がないでしょう。しかし、健診やクリーニングの際に、本人の自覚は全くないが、正常ではない、またはその可能性が高い、歯を見つけることはよくあります。その場合、治療をするのか、様子を見るのか、人それぞれの状況や、価値観によってかなり差があります。昨今、セカンドオピニオンが当たり前となってきました。歯に限らず、病院や医師の方針は様々で、いったい何が正しいのか、わからなくなることがあります。身も蓋もない話ですが、正しいかどうか、を追求することはとても大事ですが、自分が納得できるかどうか、も、同じくらい大切ですね。
結局タバコが身体に良いのか悪いのか、定期的に議論が巻き起こります。それぞれの言い分があり、なんとも言えませんが、歯科治療においては、明らかに良くない、と思います。日々治療に携わり、実感していることです。理由としては、日本臨床歯周病学会のまとめがわかりやすいです。特に私が日々の治療の中で実感が強いのは、・抜歯後の傷の治りが悪い。・矯正治療で歯が動きにくいこれらは、ニコチンの血管収縮作用により、血流が悪くなり、代謝も悪くなるので、傷の回復力が鈍ると考えられます。そうすると、傷口に食べかすなどが入り込み、傷口が化膿することがあり、抜歯後治癒不全や、ドライソケットを引き起こす可能性があります。今まで、親知らずを抜歯して、1週間以上も傷口がふさがらず、化膿してしまった人を数人経験しましたが、全員タバコを吸っている患者さんでした。これはインプラント手術にも言えることなので、喫煙者のインプラントは特に注意が必要です。また、矯正治療とは関係ないように思えますが、歯が動く、という現象は、新陳代謝と深い関わりがあります。歯に一定の力を加え続けると、歯の周りの歯槽骨が、スクラップ&ビルドすることで、歯が動いていくのです。タバコによって血流が悪くなると、新陳代謝が鈍くなるので、結果的に歯の動きが非常に遅くなるわけです。その分、余計な時間が増えるので、矯正治療の際は、禁煙をおすすめしています。
千歳船橋おすすめシリーズ!今回ご紹介するのは、THE SPA 成城千歳船橋駅からは、徒歩20分くらいですが、送迎バスもあります。環状8号線沿いにある温浴施設、いわゆるスーパー銭湯ですね。1階は都内最大級?のユニクロが入っています。今回は飲食店ではありませんが、週1回は通っている、お気に入りスポットです。内風呂も露天風呂も天然温泉で、熱すぎずぬるすぎず、ちょうどいい湯加減が保たれています。サウナは女湯の方が良さそうです。うらやましい。。。もちろん、レストランや休憩スペース(テレビ、マンガ)もあるので、時間を忘れてゆっくり楽しむことができます。ただ、最寄の駅は千歳船橋であり、住所は千歳台なのに、成城、を名乗っています。千葉にある東京ディズニーランド、ってことですかね。苦笑
現代は情報化社会と言われています。ふと疑問に思ったこと、わからないことをものの数秒で調べることができます。しかし、その内容は正しいのか?有益な情報が数限りなくある反面、無益な情報、さらには有害な情報も、星の数ほどあるのだと思います。かつて2ちゃんねる創始者が、「ウソをウソであると見抜ける人でないと・・・」とコメントしています。さらに、こういうコメントもあります。「 ウソを見抜く努力をすることは大前提で、それでも見抜けないことは多々あることを自覚できている人でな いと・・・」これはインターネットを使う人達へ向けて発せられた言葉ですが、あらゆる場面で重要なことだと思います。最近のエントリーでは歯科の論文について書いていますが、これも、まさに上記のコメントそのものです。いくらエビデンス(科学的根拠)があるといっても、果たしてそれは本当なのか。現代医療は、EBMが基本となっています。しかし、その根源であるはずのエビデンスにも、質の良し悪しがあり、たった数年で否定されることもしばしば。当然、無知であってはいけませんが、情報リテラシーがないと多くの情報の海に溺れることになります。大海原を小さなヨットで漂うがごとく、もがき、迷いながらも、新しい発見や真実(と思われるもの)に触れ、好奇心や向上心を持ち続けたいと思います。
インプラントは自分の歯より優れている!?さすがに今そんなことを言う人はいないと思いますが、インプラントがもてはやされた時、こういう誤解がまかり通っていたと聞いたことがあります。ここで、ひとつエビデンスをご紹介。Effectiveness of Implant Therapy Analyzed in a Swedish Population : Prevalence of Peri-implantitisJ.Derks, D.Schaller, J.Hakansson, J.L. Wennstrom. C.Tomasi, and T.BerglundhJournal of Dental Research 2016, Vol. 95(1) 43-49要約・9年前、588人のインプラント治療をした患者のうち、 45%がインプラント周囲炎になっていた。・そのうち14.5%に、骨欠損2mm以上の骨欠損が認められた。この論文はインプラント発祥の国、スウェーデンの大学で発表されたものです。インプラント治療をした患者さんのうち、約半数がインプラント周囲炎にかかっていた、とのこと。つまり、インプラントも自分の歯と同じように、「歯周病」になるわけです。「成人の80%が歯周病にかかっている。」ことが正しいと仮定すると、この数字は決して多くなく、むしろ当然であると思われます。ただし、インプラント周囲炎の方が、治療方法が確立しておらず、進行するとなかなか治らない、という特徴があるので、自分の歯よりインプラントの方がいい!ということにはなりません。それでも、歯を失った場合には、非常に有効な治療法であることは間違いありません。大切なことは、過剰な期待をせず、自分の歯と同じように大事にする、ということですね。
今回は本題である、学会の講演で学んだことに触れてみます。私の師曰く、「世界のトップレベルにいる人達が、どんなエビデンスを参考にしているか。」を知ることが、学会で学ぶポイントの一つである、ということです。エビデンスとは、「科学的根拠」のことで、毎年大量の論文とともに発表されているので、とても全てを把握し、理解することはできません。なので、世界をリードしている歯科医師が、参考にしている論文や解釈は信頼性が高い可能性がある、という認識です。そして、当然のことながら、あるテーマに対して、肯定する論文と否定する論文が存在するので、論文の全てが正しいとも限りません。今回の学会でも、多くのエビデンスが出てきました。とても全てを書ききれませんが、印象的なものをまとめてみました。テーマ小臼歯抜歯の矯正治療は、睡眠時無呼吸症候群(OSA)に影響するか?Effect of extraction versus non-extraction treatment on oropharyngeal airway volumeManish Valiathan; Hakan El; Mark G.Hans; Martin J. PalomoValiathan et al. Angle Orthod 2010;80:1068-1074・Extraction of four premolars with retraction of incisors does not affect oropharyngeal airway volume.→この論文では、小臼歯を抜歯して、前歯を後ろに移動しても、気道の容積には影響しない。 とあります。The effect of teeth extaction for orthodontic treatment on the upper airway: a systematic reviewZhin Hu , Xing Vin , Jing Liao , Chenchen Zhou ,Zhenjin Yang , Shujuan ZouHu et al. Sleep Breath 2015;19:441-451.・Extractions with large retraction of protrusive anterior teeth could lead to nrrowing of the upper airway.・Extraction treatment rusulting in mesial movement of posterior teeth appears to enlarge upper airway dimensions.→逆にこの論文では、「前歯を後ろに移動すると、上気道が狭くなる、また、奥歯を前方に移動すると上気道が広がる」、ともあります。しかし、発表者のコメントの中で、「この研究は異質で品質が低いものが含まれているので注意!」と言っていました。Evidence Supports No Relationship between Obstructive Sleep Apnea and Premolar Extraction: An Electronic Health Records ReviewAnn J. Larsen, D. Brad Rindal, John P. Hatch, Sheryl Kane, Stephen E. Asche, Chris Carvalho, and John Rugh,Larsen et al. J Clin Sleep Med 2015;11:1443-1448・Previously extracted four premolars as part of orthodontic treatment lacks a greater prevalance of OSA compared to a complete dentition.→また、この論文では、「抜歯矯正の経験がある人は、そうでない人と比較しても、睡眠時無呼吸になる優位性が低い」、とあります。発表者のコメントとして、「今までで最良の証拠である。」とのことでした。Upper airway changes after orthodontic extraction treatment in adults:a preliminry study using cone beam computed tomography.Jingjing Zhang,Gui Chen,Weiran Li,Tianmin Xu,Xuemei Gao 2015 PLoS ONE 10:e0143233 ・The airway changes after orthodontic treatment with premolar extraction and maximum anchorage in adults are mainly morphological changes with anteroposterior dimension compressed in airway cross sections, rather than a decrease in size.→この論文では、「抜歯矯正をした人の気道は、形態が変わるもののサイズが変わるわけではない」とあります。以上を踏まえると、「抜歯矯正をしても、気道が狭くなることはなく、睡眠時無呼吸症候群との関連は低い。」ということを言っていました。私の感想としては、理由は色々あるのですが、「それでも抜歯矯正は推奨できないかな~。」ですね。笑
学会紀行の続き。今回は食事編。ホテルは朝食付きではなかったので、近くのコンビニでサラダボウルとヨーグルトを調達。ヨーグルトは1.7ドル。サラダボウルは5.7ドル。日本円にして約800円。それなりのお値段ですが、やはりアメリカサイズなので、おなかいっぱいになります。ランチは学会会場にて、色々な屋台が並んでいたので、その一部を。フィリーチーズステーキサンドイッチ。500mlペットボトルよりも大きく、重いです。これでもかと肉のがつまっています。最終日の夕食はルースクリスステーキハウス。東京にも支店があるようです。ポーターハウス、通称Tボーンステーキ。分厚い。まさに肉塊。それでも柔らかく、口いっぱいに肉を頬張る喜びが溢れます。お皿は800℃!?で熱しているので気をつけて!と言われます。目の前にあるだけでストーブ並みに熱気を感じます。ニューヨークストリップ。これまた分厚いですが、とてもやわらかく、そして脂身が少ないので、いくらでも食べられるかも!?と錯覚しそうです。日本の代表的な和牛はおいしいですが、脂身が多いので、それぞれの良さがあると実感した次第です。次回は本題である学会で勉強したことに触れてみます。
千歳船橋オススメシリーズ!今回ご紹介するのは、けんちゃんラーメン駅の南側、みずほ銀行の並びにある、いわゆる町のラーメン屋さんです。店内のキャッチフレーズにありますが、「毎日食べても飽きない」です。初めての方は、まず、みそラーメン ですね。みそラーメン濃厚なみそとたくさんの野菜がマッチして、とてもおいしいです。慣れてきたら、しおラーメンいわゆるタンメンです。スープをよく見ると、ほとんど油が浮いていないように見える、野菜たっぷりのあっさりラーメンです。あんかけラーメン味は濃いめですが、醤油ベースのスープに、あつあつのあんかけ野菜炒めが豪快に乗っています。冬の寒いときには身体が一気に暖まります。みそつけめん普通のラーメンよりも麺が多いです。個人的には普通のラーメンの方が好きですが、つけ麺好きな方はぜひ!ねりごまラーメン一風変わったメニューですが、文字通り、ねりごまのスープです。ごま好きにはたまらないメニューですね。さらにラー油を多めにかけると、坦々麺風に!この食べ方が私のお気に入りです。他にも、チャーハンや焼きそばもあるので、今日はどれにしようかなと楽しみながら、毎日通えるラーメン屋さんです。昼も夜も営業していますが、作っている人が変わるため、微妙に味付けも変わります。(特に、チャーハン)それもひとつの楽しみ方ですね。
先日参加してきました、アメリカ矯正歯科学会、ワシントンDCの研修記録を少しずつアップします。到着初日、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートに行ってきました。入館料は、なんと無料!維持費が相当かかると想像できますが、太っ腹ですね。以下、有名どころをいくつかご紹介します。ロダン・考える人レオナルド・ダ・ヴィンチジネヴラ・デ・ベンチの肖像フェルメール手紙を書く女性個人的に好きな画家です。以前、オランダ・アムステルダムの美術館で見たことがありますが、本当に浮き上がって立体的に見えます。左から光が差し込む構図が印象的です。モネ太鼓橋ゴッホ緑の小麦畑ゴッホ自画像ゴッホ薔薇ゴーギャンタイトル不明アンディ・ウォーホルグリーン・マリリンまだまだたくさんありますが、この辺で。。。名だたる有名な絵画の数々が、手で触れそうな距離に、気さくに飾られています。平日のためか、人もまばらで子供が走り回るほどでした。この絵画達がもし日本に来たら、行列と人だかりでゆっくり見ることは、難しいかもしれませんね。絵画に詳しいわけではありませんが、時には作品に触れたいものです。カメラがなかった時代、目に映る景色を永遠のものにしたい、(と思ったかわかりませんが)という欲求と、その時の感情、構図や表現技法が、数百年の時の洗練を受けながら今なお輝く。時代背景、作者のプロフィール、テクニカルなど、知識に比例して、鑑賞する楽しみにも増えるのかと思います。
4日間にわたり、ワシントンD.C.にて、第118回アメリカ矯正歯科学会に、恩師である秋山勝彦先生と出席してきました。一週間以上、医院を閉めておりましたので、皆さまにはご迷惑をおかけしましたが、おかげさまで有意義な時間を過ごすことができました。4日間の日程の中で毎日、講演終了後に、学会側が秋山先生の為に、無償で提供してくれた部屋で、勉強会をしてきました。世界レベルと、さらにその別次元にあるもの、に触れることができました。道のりは長いですが、少しずつ追いつきたいと思います。10月にはアメリカ歯周病学会に出席予定です。
どう違うのか?どちらかいいのか?ブログで書き切れるほど簡単なテーマではありませんが、私が思う保険診療と自費診療を簡単に表現すると、保険診療は、最低限の治療、自費診療は、最善の治療、となります。対比して書くと、どうしても二元論的に考えがちですが、それぞれの特色や適応があるので、全ての人に、全ての状況で、当てはまるものではありません。治療において大切なことは、「状況によって使い分けること」です。そのために必要なことは、見立て、つまり、診断、ですね。適切に診断し、最適な治療を施す。そのために、日々知見と技術を磨いています。
本日からアメリカ・ワシントンD.C.にてアメリカ矯正歯科学会に参加します。こちらは午前7時半。8時から開始です。4日間しっかり勉強してきます。
名言が好きです。コンパクトな文章の中に、物事の真理を突く鋭さと、ユーモアや知恵を感じます。私の好きな名言は、「人間万事塞翁が馬」です 。ある出来事が、幸か不幸か、その時点では定めることができない。その後の解釈によってどうにでもなる、とも言えますね。子供の頃には実感がなく、よくわからなくても、ある程度人生を歩んでいくと、本当にその通りだと身にしみるようになってきます。また、 スティーブ・ジョブズによる、2005年スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの中で、「点と点をつなげる」というセリフがあります。今、自分が信じてやっていること、自分に起こっている出来事が、将来どんな意味を持つのか、初めから決めることなどできない。少し違いますが、塞翁が馬、と似ていると思います。ただし、何もかもを行き当たりばったりで決める、ということではなくで、ある程度のビジョン、目標は持つべきとも思います。目標を定めても、その通りに進まないこともありますが、予定外の出来事や失敗を糧に、しなやかに人生を生きていきたいと思います。
「自宅の生ゴミが腐って異臭が出てきたので、消臭剤をまいておいた。」これをみなさんはどう思いますか?「いやいや、袋に包んでゴミの日に出そうよ。」と思いましたか?これは自分が学生時代に遭遇した、本当にあった会話です。文字にすると若干シリアスですが、実際は笑い話です。くさい物にふたをする、と言いますが、くさいものに消臭剤、でも根本解決にはならないわけです。しかし、これと同じことが歯周病予防で、さかんに宣伝されています。具体例は避けることにしますが、いわゆる「洗口剤」「マウスウォッシュ」の類です。これらを使用することで、すっきりさわやかな気分になったり、とりあえず口臭を抑える、という効果は期待できますが、においの元となっている歯垢などの、磨き残しが取れるわけではありません。「腫れた歯ぐきを引き締める!」と言っても、原因となっている汚れを取らないと、歯周病が治るわけではありません。歯の表面にこびりついている汚れは、バイオフィルムを形成するため、洗口剤だけでは取り去ることができないのです。かといって洗口剤は無駄なものではありません。目的をしっかり把握して、歯ブラシやフロスでしっかり磨いてから、仕上げに洗口剤ですっきり!これが理想的な使い方ですね。