
もう、3年は前だろうか?高校時代、バンドを組んでいた相棒が店に訪ねて来て、帰り際に本音を漏らして帰った。
それは、かつて高校時代頑張った音楽をCDに残すと言うものだった。
しかも、新たに録音するという事で

だが、俺は北九州で彼は福岡

昔のように並んでギター弾くのもままならない。
で、結論としてはライブ録音ではなく、MTRによる録音方法となった。
MTRとは、マルチトラック・レコーディングの事で、楽器やボーカルなど音源一つ一つを別々に録音していくと言うやりかた。
いわゆる、現在のレコード制作のやり方なんだけど、俺が現役でバンドやってた時はまだアナログ時代で、カセットテープによるものだった。
当然チャンネル数は限られてくるし、音のクオリティーも低かった。
しかーし

今は強い味方がいる。
お店のお客様で、このブログを通して仲良くなったなすびん氏は、computerのエンジニアにして楽器演奏も、computerミュージックのプログラムもおてのもの。さらに録音機材もデジタル仕様のものを揃えていた。
鬼に金棒とはこのことか

まずは一曲目はワインの匂いにした。
なすびん氏が打ち込んでくれたドラムトラックに合わせて谷川氏がベースを入れる。
しかし、谷川氏、久しぶりの孤独なプレッシャーから、なかなか上手く演奏できない。
確かに、ギターやピアノがない、ドラムだけに合わせての演奏は難しい。
ひととおり、集中もきれはじめた頃に一旦ベースは終了。
お試しで俺のボーカルを入れてみる。
何年ぶりだろう?この緊張感。
やはり、ドラムとベースだけの音にいきなりボーカルは辛い

まあしかし、なんとかめどもついたので、一日目を終了とする。
写真は、久しぶりに組み立てた電気ピアノ・COLOMBIAエレピアン

画像下に映りこんでいるBOSSのCHORUSというアタッチメントを使って、フェンダーローズ風の音に

22歳頃買ったはじめてのキーボード。