こんにちはニコニコ

リケジョ占い師の千歩ですあしあと


「武士道」について、忘れないうちに、感想をまとめておきますウインク




武士道は、孔子の教えが源泉となっている。

サムライの時代、孔子と孟子の著作は、若者にとっては主要な人生の教科書となり、大人の間では議論のときの最高の権威となっていた。


孔子は以下の「八つの徳」により「人の倫」を説いた。


<八つの徳>

仁:思いやりの心

義:正義の心(武士道の徳目の中で最も重要視されてきたもの)

礼:礼儀・礼節(心が籠っていなければ礼とは呼べない)

智:叡智・工夫

信:信用・信頼

忠:いつわりのない心

孝:父母を大事にすること

悌:年長者に従順なこと


具体的には、

「人には優しくあれ」

「正直であれ」

「嘘をつくな」

「卑怯なことをするな」

「約束を守れ」

「弱い者をいじめるな」

「親孝行をしろ」

「兄弟仲良く」

といったことで、これらの想いが「良心」であり、

このモラルを犯すと、人は良心の呵責に襲われるものである。



【本から抜粋】

陽明学派の弟子の一人(三輪執斎)はこういうのだ。「天と地と、あらゆる生きるものの神は、人の心の中に宿り、人の心となる。ゆえに心は生き物であり、常に輝く」と。

そしてさらに「われわれの本質的存在の精神的な光は純粋で、人間の意志に左右されない。われわれの心にひとりでに沸き起こり、正しいものと間違っているものを示し、それが良心と呼ばれるものだ。天の神から出る光である」という。


→人生は選択の連続だけど、迷った時でもどのような行いが正しいかは、自分の心(御霊)に問いかければわかるもの、ということかな、と思いましたビックリマーク



また、武士道の精神がなぜ武士だけでなく、大衆にまで浸透したのかと言うと、士農工商の一番上の位である武士のあり方が大衆の憧れの的となっていたからだとわかりましたビックリマーク


武士の教育において第一に重んじられたのは、品格の形成だった。

サムライの時代には、現代の資本主義社会で重要視されるような、思慮、知識、雄弁などの知的才能はそれほど重要視されなかった。

なぜなら、サムライは本質的には行動の人だから。

武士道が重んずるのは知識ではなく行動のため、知能が優秀なことは尊ばれたが、行動が伴わない単なる知識は従属的な地位しかあたえられなかった。

(今でいう、ノウハウコレクターのような方々のことでしょうか。。。アセアセ


また、軍事教育において当然あるべきはずなのに、武士道の教育ではあえて外されていたものが数学だった。

それは武士道が損得勘定を考えず、むしろ貧困を誇っていたからである。

武人の徳である功名心は、名を汚す利益よりも、むしろ損失を選ぶ。

武士は金銭をそのものを忌み嫌う。

金儲けや蓄財を賤しむ。

武士にとってはそれは真に汚れた利益だったからである。



お金お金の現代ではなかなか出逢えない価値観の方達ですね。。。ガーン

サムライの時代と今の日本の教育は全く異なるということが読み取れますアセアセ


以下、大事だと思った部分を本から抜粋ビックリマーク



【本から抜粋】

 日本が最近の中国との戦争(日清戦争)で勝ったのは、村田銃とクルップ砲によるものだったといわれている。あるいはまた近代的な学校制度の成果だともされている。しかしこれは真実の半分もいいえていない。

たとえばエールバールやスタインウェーの選び抜かれた最高のピアノであっても、名手の手を借りずに、リストのラプソディーやベートーベンのソナタを弾くことはできまい。あるいは銃の良し悪しで戦争に勝てるというのなら、なぜナポレオンはミトラユーズ式機関銃でプロイセン軍を破れなかったのか。モーゼル銃を持つスペイン軍が、なぜ武器としては旧式のレミントン銃しかなかったフィリピン人に勝てなかったのか。

 改めて言うまでもなく、人間の活力をもたらすものは精神力である。精神がなければ最良の装備もほとんど役に立たないし、最新式の銃も大砲もひとりでには発射しないのだ。近代的な教育制度といっても臆病者を英雄にすることはできない。

 事実、鴨緑江で、あるいは朝鮮や満州で、勝利をかち取らせたのは、私たちを導き、そして心を励ました祖先の武士道の霊魂があったからだ。これらの霊魂、すなわち私たちの勇敢なる祖先がつくりだした武士道精神が死に絶えたわけではない。見る目のある人たちにはそれらがハッキリと見えるはずだ。その証拠に、もっとも進んだ思想をもつ日本人の表皮を剥いでみれば、そこにはサムライの精神が現れるであろう。

 名誉、勇気、そしてすべての武徳のすぐれた遺産については、クラム教授がじつに見事に表現している。それは「われわれが預かっている財産にすぎず、祖先およびわれわれ子孫のものである。それは誰も奪い取ることのできない人類永遠の財産である」と。したがって現在、われわれの使命はこの遺産を守り、古来の精神を一滴たりともそこなわないことである。そして未来に課せられた使命は、それらを人生のあらゆる行動と諸関係に応用していくことである。



→運命学の学びと同じだけど、やはり全ては人間の心が重要!!世の中を作り出すのは、全て人間の心である。


私たちの祖国が大事にしてきた武士道の精神は、今の日本人に残っているだろうか・・・?


私の短い人生経験をもとに考察しますと、

正義感の強い人

優しい人

思いやりの心がある人

素敵な気遣いができる人

など、今でも根底に大和魂が宿っている人は多いのでは?と思いますニコ


もちろん、そうでない人とも出会って衝撃を受けることも多々ありましたが、、、ガーン


でも、たぶん、

日本の心を思い出していない人は

これまで生きていく中で、

教えてもらう機会や触れる機会がなかったからではないかな?

と感じます。

あとはまだまだ魂が若いのかな。。。?ショボーン



日本の心、私も理解しきれているわけではないですが、

現代風にして廃れさせない工夫が求められているように感じましたビックリマーク


「人には優しくあれ」

「正直であれ」

「嘘をつくな」

「卑怯なことをするな」

「約束を守れ」

「弱い者をいじめるな」

「親孝行をしろ」

「兄弟仲良く」


とりあえず上記を紙に書いて、お家の壁に貼ろうと思います鉛筆

そして、できてないことは、できるように努力するべしビックリマーク

あと、茶道のお稽古を継続して日本の心を学び、身につけるビックリマーク


感想終わり口笛キラキラ