手術室につくと次から次へとお医者さんや看護師さん達に挨拶されます。
12.3人に挨拶された気がしますが、多すぎて覚えてません笑
手術台に横になり、マスクを当てられます。
咳が出ますからねーと言われたので、我慢しようと思いましたができるはずもなくむせ返りました笑
初めての全身麻酔でしたが、寝落ちして昼寝から目が覚める時のような感覚です。
もちろん痛みもないし、あっという間でした!
妊娠中なのでエコーでの腫瘍のサイズ測定が不明瞭なことや、
双子ということもあり、途中で開腹手術になる可能性があると説明を受けていましたが、
無事腹腔鏡手術が成功したようです。
ベッドごとMFICUに戻ると、心電図と導尿と酸素と点滴が三本繋げられ、よくドラマで見る死にそうな人みたいになりました。
4時間は動かないように指示がありましたが、
1番辛かったのがこの4時間仰向けです。
双子なのでお腹の大きさは既に単胎の6ヶ月相当サイズ。それに持ち前の腰痛が相まって苦しいやら痛いやらでした。
それから、自分で調節できる痛み止めの点滴が枕元に置いてあるのですが、これが体に合わなくて…。
入れた途端に激しい嘔吐です。
でも痛み止めを入れるタイミングってつまり傷口が痛い時で、
そんな時に腹筋を使う嘔吐が相まるとめちゃくちゃ痛いんです…。
一度嘔吐すると、喉に痰が絡むので、呼吸も苦しいし咳も痛くてできなくて…。
お風呂入れないのにゲロまみれになってしまった時は申し訳なさと汚さで泣くかと思いました。
お腹に何も入っていない時のゲロって真緑なのですね…。
しかし流石の腹腔鏡手術です。
翌日午後には痛み止めなしでもどうにか動けるレベルまで回復。双子の経過も順調でした!
大学病院産科病棟の看護師さんたちは、まだ小さい双子のエコーを見る機会が殆どないそうで、
一日2回やって来ては、初めてなのでじっくり見ていいですかー?と、とても興味深そうに見ていきました。膜性や双子の全身像を見てとても感動してくれて、なんだか私まで嬉しくなります。
単胎妊娠の時は1ヶ月に一回しかエコーを見られなかったのですが、
今回退院までの間5日間連続でエコーを見る体験ができたのはとても新鮮でした。
1日ごとに位置や体勢が大きく変わるのを実際に見られて、とってもワクワクしました!
ちなみに久しぶりのご飯はお粥と聞いていたのですが、おかずはなんと唐揚げとポテト笑
普段はおかゆに合いそうな魚ばかりなのに、この日に限ってサービスメニューだったのか揚げ物があたりました笑
辛かったのは最初の1日目だけで、
それ以降はどんどん体が動くように!
と、同時に暇を持て余すようになりました。
双子が産まれたらシングルで3人育児+仕事が待っているので最後の暇時間!なにかやらねば!と思いつつ、何もせずに終わってしまいました笑