chishahimeさんのブログ

雪かきも終わり …
かいた汗もさっぱり。
お気に入りのボディソープの香りに包まれて。
窓際におこたを持ってきて
幾品かのつまみを手早く用意して
屋根に積もった雪

を眺めながら
本を読みながら
雪見酒 と 洒落こもう!!
I
幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました
少年時
私の上に降る雪は
霙〈(みぞれ)〉のやうでありました
十七 ——十九
私の上に降る雪は
霰〈(あられ)〉のやうに散りました
二十 ——二十二
私の上に降る雪は
雹〈(ひょう)〉であるかと思はれた
二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪とみえました
二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました……
II
私の上に降る雪は
花びらのやうに降つてきます
薪の燃える音もして
凍るみ空の黝〈(くろ)〉む頃
私の上に降る雪は
いとなよびかになつかしく
手を差伸べて降りました
私の上に降る雪は
熱い額に落ちもくる
涙のやうでありました
私の上に降る雪に
いとねんごろに感謝して、神様に
長生したいと祈りました
私の上に降る雪は
いと貞潔でありました

