さて、前回の章ではお客様のお話にはオーバリアクションで。と書きました。しかし笑う時には手を大きく叩いたり、お客様をバシバシ叩きながら笑うのはオバ見え確定なのでNGです。それから、同伴の際には食べる前に、小さな声と仕草で「頂きます」と言ってから手を付けて下さい。たったそれだけでお客様は、夜のお姉ちゃんとのお食事同伴から、本命女性とのデート気分にスイッチします。口の中が見えない様にしながらも、笑顔で会話を楽しむ貴方に品の良さを感じ、そんな格の高い貴方と食事が出来ている自分を周りに見せつける事で、お客様は大満足されます。そうなればお客様は同伴を楽しみにされる様になり、また同伴して下さいます。同伴時の服装は露出は控え、その代わりに女性らしい体のラインが分かる服装で上品さと清楚さを表現し、お客様が連れて自慢出来る女性になりましょう。露出するのはお店の中だけで十分。外と中で着る服装にギャップがある事も、お客様を陥落させるコツです。そして若者言葉は使わずに、お嬢様言葉の様に何でも「お」を付けて「お上手」「お忙しい」などの様に話します。そしてたまには冗談を言い合う中で、お客様の下の名前を呼び捨てにしましょう。お客様は急に彼女に呼ばれた様な気がしてドキッとします。もしも冗談でも体の関係を持ちたいと言われたら「もうちょっと仲良くなってからね」と気を持たせ、また言われた場合には「まだ◯◯さんの事よく知らないからダメ」と言いながら引っ張りましょう。長く引っ張り続けて言う事がなくなれば「じゃあ、手だけ」と言って片手だけ繋ぎます。それでもまだしつこい様ならお客様の手を両手で優しく包んであげて下さい。そして「いつかそうなるかもね?」と言って淡い夢だけを与えてあげましょう。それにお客様は触れたい気持ちが暴走しているだけなので、触れて貰うだけで大分気持ちは落ち着きます。そして話を逸らし、お客様の男としての強さを多方面から褒めましょう。筋肉やゴツい手などを触りながら「男らしいですね」とか「こういう◯◯な手好きです」とか「耳たぶ美味しそう」などドキッとさせる言葉でお客様の下心を刺激するのも効果的。あとは「◯◯な所がカッコイイ」とか、社会的な地位や権力、仕事の能力を褒め「尊敬します」と伝えましょう。忙しさをアピールしてくるお客様には「皆に頼りにされていて忙しいんですね」と言ってあげればまんざらではない笑顔を見せてくれます。あとは「私◯◯さんと居る時だけは落ち着くんです(又は「安心出来るんです。」)」と言ってみましょう。お客様は"貴方だけ特別"というのが大好きです。自分が特別扱いされるだけの上客であると感じられますし、優越感を得られ、また通いたくなるので常連客になってくれます。ですので、こちらが叶えられる程度のワガママを言われた際には「もう!◯◯さんだけですからね」などと他のお客様にも同じ事をしていたとしても、"◯◯さんだけ"を強調しましょう。お客様は特別扱いさ良い様に受け取り、お客様からもそのホステスを特別視するる様になります。そうなれば毎回の指名はより確実です。ホステスはお客様に夢を与え、服を脱ぐ事なくコミュニケーションで疑似恋愛を楽しませる、リアルの女優です。大切なのは言葉でお客様の自尊心を大いに満たす事。覚えておきましょう。