ホメオパシーとは、極度に稀釈した成分を投与することによって


体の自然治癒力を引き出す療法である。



【はじまり】


ホメオパシーの基本である「同種の法則」ですが、5000年程前の


エジプト・中国などで使われていて、日本でも昔はこの同種の法則で


民間療法がなされていました。


しかし症状を押さえ込んでしまう逆療法が全盛期になると、この同種の


法則は今から250年前のハーネマン医師が再発見するまでは表舞台に


登場することはなくなってしまいました。


このハーネマン医師はドイツ人ですが、その頃主流であった対処療法に


疑問を感じ、医者としてではなく翻訳家として過ごしていました。


彼はある時、マラリアの特効薬としてキナの皮の事が書かれている本を


翻訳していました。そのキナの皮に興味を抱いたハーネマンは、マラリアに


感染していないにも関わらず、キナを煎じて飲んでみたところ、マラリアと


同じような症状(悪寒・発熱・脱水症状・脱力感など)が現れたのです。


そして、マラリアに罹っている人に投与して、その症状を無くすものは、


健康な人に投与すると、その症状と同じような症状をもたらすという事に


ヒントを得て、ホメオパシーの「同種の法則」を発見し、体系化しました。


キナの皮にはアルカロイドのキニーネという猛毒が含まれており、


副作用として嘔吐、耳鳴り、発疹などの症状がありました。


ハーネマンはこれを回避するために、キナの皮をすり潰して毒性だけを


取り除き、その物質がもつ毒の情報だけを利用することを考えつきました。


物質1滴に対して、100倍のアルコールと水で薄め、そこからまた1滴を


取り出してアルコールと水で薄めます。これを何百回、何千回と繰り返し、


最初にすり潰した物質の成分が1分子も検出されないまでに薄めるのです。


この液体が、たまたま移動中のハーネマンの往診カバンの中で


揺り動かされたことにより、振動させることの重要性も見つけられました。


振動を与えることで、無毒化した液体の潜在能力が高まり、より効果的に


作用することがわかったのです。


この、薄めて振動させるという「希釈震盪(きしゃくしんとう)」の


考え方は「超微量の法則」と呼ばれ、ホメオパシーを理解するうえで


大切なもうひとつの法則です。



【どんなもの?】


ホメオパシーでは、症状を薬によって抑えるのではなく、自然に


排出するよう促します。


症状は体の浄化作用であり、出し切ることで原因を根本から


なくしてしまおうという考え方です。


方法としては「レメディ」と呼ばれる小さな砂糖玉を摂取します。


レメディは、自然界に存在するあらゆるものからエッセンスを抽出し、


水とアルコールで、理論上1分子も存在しない状態まで薄めたものを


染みこませたものです。


薬と違い、化学物質による副作用がないとされています。



【施術内容】


レメディは、ホメオパシーの専門家(=ホメオパス)によって


処方されます。


自由診療ですので、費用はホメオパスによって様々です。


初診相談料 8,000円~


レメディ 1種類 1,000円~





【ヒポクラテスの誓い】とは


古代ギリシアの医者集団が作った文書群『ヒポクラテス集典』にある宣誓文です。


紀元前4世紀の「医学の父」ヒポクラテス、あるいは彼の弟子の一人による


誓言であるとされており、一般に「ヒポクラテスの誓い」として知られています。


現代の医療倫理の根幹となる患者さんの生命・健康保護の思想や、


患者さんのプライバシー保護のほか、専門家としての尊厳の保持、徒弟制度の


維持や職能の閉鎖性維持などが書かれています。


1500年頃、ドイツで初めて医学教育に採用され、現在では、医学部の


卒業式などで宣誓文として使用されています。


ここには、今現在使われているものではなく、集典の原文を直訳したものを


掲載します。


*************************************************



・この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、


 自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。



・師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば


 報酬なしにこの術を教える。



・著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、


 また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、


 それ以外の誰にも与えない。



・自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、


 害と知る治療法を決して選択しない。



・依頼されても人を殺す薬を与えない。


 同様に婦人を流産させる道具を与えない。



・生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。



・どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、


 不正を犯すことなく、医術を行う。



・医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。




この誓いを守り続ける限り、私は人生と医術とを享受し、


全ての人から尊敬されるであろう!


しかし、万が一、この誓いを破る時、私はその反対の運命を賜るだろう。



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(ウィキペディアより参照)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%9D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84





西洋医学とは


科学的視点に加え、物理的手法を中心とした医学です。



【はじまり】


西洋医学の発祥は、古代ギリシアのヒポクラテスとされています。


ヒポクラテスは、医学を宗教から切り離し、病気は神々の与えた


罰ではなく、環境や食事、生活習慣によるものであると信じて、


医学を経験科学へと発展させたことで知られています。


当時、病気は4種類の体液の混合に変調が生じた時に起こるという


四体液説を唱えました。


その後、古代ローマのガレノスがアリストテレスの学問の集大成を


踏まえて、それまでの医療知識をまとめたと言われています。


古代ギリシアから手術は行われてきたとされていますが、


病気を治すのが目的ではなく、あくまで研究のためだったようです。


ルネサンス期になり、今の科学に通じる実証主義による考えが生まれ、


近代において西洋医学が多大に発展したとされています。




【どんなもの?】


日本では、1543年の鉄砲伝来時に医学が入ってきたとされています。


また、幕末には蘭学と共に医学書が翻訳され、明治維新後に


漢方医学を廃し、西洋医学を「医学」とするようになりました。


現在、「病院」と呼ばれる施設の多くは、この西洋医学によって


治療を行っていると言えるでしょう。


"西洋医学は実証的"というイメージがありますが、これが実際に


行われ始めたのは、近年10~20年前とされています。


それまでの実態は、個々の治療法の効果は統計的・科学的には


十分検証されないまま、医師個人やグループが少数の経験や勘で


判断して、その確かとされていない知識が師から弟子へと伝承されて


いるような状況が長く続いていました。


最近になり、厳密な実証に基づく医療が真正面から提唱されはじめ、


目覚ましく向上しています。


また、これまで外的手法のみであった考え方に加え、免疫や


心理的要素を取り入れる療法も浸透し始めています。