西日本のあちこちで、
豪雨の被害が出ていますが、
皆さん御無事ですか?

私の実家も非難勧告がでて、
夜も眠れない日々が続いたそうです。

まだまだ油断できない状況が
続きそう。

皆さんくれぐれも
お気をつけくださいね。



7月の本棚です。



お母さんと2人きりの生活。

学校では友達もいなくて
空気のような存在なボク。


5年生の春、たまたま
後ろの席に座った、めいいっぱい
明るい少年に構われて、
戸惑いながら友達になった。

毎日草野球をした。
下手くそでも、笑とばして
約束していなくても
受け入れてくれる
仲間がいる公園。

ボクは楽しかった。

そんな時、母に引っ越しないと
いけないと言われて…

嫌だ!

初めて自己主張したボク。


実はボクには、
おじいさんがいたのだ。
おじいさんと暮らせば
引っ越ししなくてすむ。


おじいさんとの暮らしを
選んだボク。

夏休みが始まった。

お寺の境内でのラジオ体操
おじいさんが淹れてくれる麦茶と
おむすび。

縁側の雑巾がけ。

庭のお日様の輝きと
しんと静まった家屋の涼やかさ。

おじいさんが漬けた
ぬか漬けと熱いお茶。


風変りな工場を、ロボットの
おもちゃ工場と思い
探検にいった。


友達が、家に泊まりに来て
縁側でスイカの種飛ばした。


今までの夏休みは
一人きりで家の中で
お母さんの帰りを待っていた。

今までとは違う夏休みを
大人になったボクが回想して
あの時がボクの
ターニングポイント
だったと思いだす話。






the少年達の夏休みですね。
男の子たちのキラキラ輝いた
目が浮かぶような。


私が子どものころも
こんな夏休みだったと
懐かしく思い出しました。

きっと少年のような夏休みを
私は送っていたんですね。
(女の子だったけど)


習い事にゲームな今の子ども達は
夏休み、キラキラしているのかなキョロキョロ

今の子ども達にも
こんな夏休みをおくってほしいと
思いますねおねがい




ボクを取り巻く友達たちが
本当にいい子ばかりなんだけど


登場する大人もあたたかい。

おじいさんはもちろん

私はボクの担任の先生が
あたたかいなって思いました。


先生は空気のようなボクに
いつも声をかけてくれる。
ボクは緊張して話せないんだけど
笑みを浮かべて言葉を
待っててくれるんだ。

結局ボクは、先生が期待するような
ことを言えなくて、ガッカリ
させちゃうんだけど。


というくだりが好き。



答えをじっと待つのって
大変。

声かけって
大事。




こんな本も、読みましたチュー


頭にきてもスルーしましょう。
時間がもったいから。

人の評価なんて気にしないで
自分らしく生きていきましょう


という話でしたニコニコ