〇おわりに〇
ラストシーン。
定の体勢で、全く音程が狂うこともなくしっかりした声で歌声を届けられることに感動しつつ、毎回息をするのを忘れる感覚で見つめていました。
「失われた時に」がまさかこんなラストに繋がる曲だったとは…😢
配信で聴いていた時には、皆で笑顔でペンライトを振りながら歌うような曲だと思い込んでいました。
初日からしばらくは、この曲が聴けないくらいの衝撃でした。
最期に「ラーラーララララー」と歌いあげながら、幸せそうにさえ見えた定の想いはどんなものだったのか…
偽りの作られた輝彦ではなく、本当の定の姿で歌えたことへの喜び。
そして誰に禁じられることもなく、誰の命令に従っているわけでもなく、復讐のためでもなく、自分で決めてステージで歌っていることの喜び…
そういう想いが幸せそうにさえ見えたのかな…
利生は自分にとっても特別だとは言いつつも、心のどこかで憧れと共に嫉妬はあったに違いない。
でもその利生から教わってきた歌は、やはり定にとって復讐の術としてだけではなく、大事なものだったはず…
だから最後に武道館で定として歌えた喜びがきっとあったのではないか、そうであって欲しい…
公園で刺されてからのことは、もう既に定の命は終わっているけれど、その前に見た夢なのかもしれない…とも考えましたが…
私は定は最後、ステージで歌っていたに違いない!と思い、願っています。
舞台は、こうやって終わってからも何度も思い出し、考え、噛み締められるものなのだ…ということを今回初めて知りました。
大志くんのおかげで舞台の面白さを初めて体験出来て本当に幸せでした。
「また舞台に立ちたい」と大千穐楽のカーテンコールで話してくれた大志くん。
私達ももちろんまた舞台で躍動する大志くんを見たいです✨
中川大志の初座長舞台を観られたことに感謝❤
こんなに素晴らしい役者さんが推しである事の幸せと誇りを噛み締め続けた2ヶ月でした。
また次の景色を大志くんが見せてくれるその日を楽しみにしています!
48公演✨大志くん、素晴らしいカンパニーの皆さん、スタッフの皆さん…お疲れさまでした。
そしてありがとうございました!