【あらすじ】
白血病の姉・ケイトを救うために、ドナーとして作られて産まれた11歳の妹アナは、ある日突然、「自分の体のことは自分で決める」と臓器提供を強いる両親を相手に訴訟を起こすが、その裏にはある思いが隠されていた。
【感想】
ずーっと気になっていましたが、結局観ないまま何年も過ぎてしまいました。ようやく観ることが出来ましたっ!
きょうだい って かぞく って暖かい。
重いテーマで、観ていてもいろんな感情が溢れ出てくる、だけど観終わった後の最終的な気持ちは、なんだかスッキリしているように感じました。
私は、看護師として働き始めて5年が経ちます。いろんな家族、いろんな生き方をみてきて、どんな選択が家族にとって最良なんだろうかと考えさせられる瞬間もあります。ひとまず自分だったらどうだろうかと置き換えることもあります。苦しくて、切なくて、どうしようもなくて。そんな思いでいっぱいになるときもあります。人生の選択を迫られる人たちには、正解もなければ答えもなくて、ただただ、その選択を納得できるかどうか。
この映画を観てスッキリしたのは、最後に皆が納得して同じ気持ちになれたから。
病気と闘う家族は本当に本当に大変。それでも、同じ方向に向かって歩んでいこうとする姿が素敵でした。
”人生やりきったなー”と思って終えられる、そんな人生を選択し続けたいです。
おしまい
