昨日3.11

多くの尊い命が奪われた日

 

阪神淡路大震災、東日本大震災…と四半世紀の間に

私たちは想定外の震災を体験した。

 

考える間もなく

愛する人に何かを伝える間もなく

奪われた尊い命

 

決して忘れてはならない。

 

私たちは今生かされている。生きている。

 

愛する人に「辛いと」伝える事が出来る。

愛する人に「愛している」と伝える事が出来る。

愛する人に「ありがとう」と伝える事が出来る。

 

日々のなんでも無いことが当たり前では無いということ

奇跡の連続で生きているということ

忘れてはいけない。

                                黙祷

 

 

 

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前回、前々回の記事に沢山のコメント・メッセージ・イイネを

ありがとございました。

本当に心が救われました。

皆様から暖かい応援をいただき前を向くことが出来ました。

本当に感謝しています。

コメントへの返事を書き終えましたので、

よろしかったらお目を通してください。

 

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3月10日(金)

 

朝7時に家を出て病院に向かいました。

 

8時に病院到着

すぐに採血室へ

9時呼吸器内科診察

 

診察室に呼ばれると主治医が開口一番

 

女医「月曜から全脳照射に決まったんですね」

女医「2グレイの20回、4週間ですね。入院は脳神経外科で出来るようです」

女医「朝一番に脳外科の主治医と協議して脳外科でベッド確保出来ました!」

女医「急だったので呼吸器内科ではベッド無かったので良かったです」

女医「抗がん剤は4週間ストップと言うことになります」と元気よく

本当に元気よく伝えてきました。

 

 

え???

2グレイの20回で4週間の抗がん剤ストップ!!!???

 

私たちの思いとは全然違う治療になっています。

 

 

ひーくん「先生チョット待って!4週間の入院は良いとしても4回抗がん剤ストップはあかん!」

 

女医「え?ダーさんがなるべく沢山放射線を当てたいと希望したんですよね?」

 

ひーくん「確かになるべく沢山放射線を当てたいとは言ったけど!」

ひーくん「抗がん剤が併用出来るならっていうことも伝えてるって!」

ひーくん「先生、例えば抗がん剤80%とか50%とかでも併用は無理??」

 

女医「今回帯状疱疹が出たということで、

  血液検査では分からない免疫抑制が出ているという判断です。

  ですから大事を取って抗がん剤併用は出来ないという結論です」

 

ひーくん「それはあかんわ…折角効いている抗癌剤をそんなには止められへん」

 

女医「ではもう一度脳神経外科の主治医と話し合ってください。」

女医「今日の数値はOKなので今日は抗がん剤出来ます。しますか?」

 

ひーくん「それは勿論!」

ひーくん「先生、放射線終わったらすぐ抗がん剤は出来る?してくれる?」

 

女医「それはやりましょう。月曜とか金曜とか関係なしに」

女医「私が外来で無い日でも、病院にさへ居れば出来るようにします!」

 

力強い主治医の言葉をもらってまずは抗がん剤投与へ(9時半)

 

11時30分脳神経外科の受診

ダーさんの抗がん剤投与が少し遅れて終わっていなかったので

まずは私一人で脳神経外科の主治医に会いに行きました。

 

そこで全脳照射の方法を確認

 

① 3グレイ×10回=30グレイ(病院が最初に提示した方法)

② 2.5グレイ×14回=35グレイ(私たち夫婦が調べた方法)

③ 2グレイ×20回=40グレイ(私たち夫婦が調べた方法)

この3種類の方法があること

 

①の場合13日(月)~27日(月)の土日祝以外の日で10回になる。

(22日月曜が祭日のため)

 その間17日と24日の抗がん剤投与が2度ストップになる。

 

②の場合13日(月)~31日(金)の土日祝以外の日で14回になる。

(22日月曜が祭日のため)

 その間17日と24日と31日の抗がん剤が3度ストップになる。

 但し、呼吸器内科の主治医が4月3日に31日分を投与してくれるので

 3回目は3日遅くなる(2度ストップとあまり変わらない)だけですむ。

 

③の場合13日月~4月10日(月)の土日以外の日で20回となる。

(22日月曜が祭日のため)

 その間17日24日31日4月7日の抗がん剤が4度ストップとなる。

 14日分を前倒しするとしても12日(水)になってしまい次の金曜とあまり変わらない。

 

 

更に考慮するべき問題は全体の放射線量30グレイ35グレイ40グレイではないとのこと。

全体量はあまり大差が無いと考えられるよう。

それよりも、1度に当てる線量が少ない方が脳の萎縮を押さえられると考えられる。

こちらの方が重要かなと…

 

ここまで私一人で脳神経外科の主治医とすったもんだしながらやり取りをして

やっと抗がん剤投与が終わったダーさんが登場。(12時過ぎ)

ここまでのやり取りの説明を簡単にして

 

長女D「①②③どれにする?」

ひーくん「②で!」と即決。

脳への負担を①よりは減らし、抗がん剤のストップも①と大差ない②

これを選ぶのは予想通り。

 

脳神経外科の主治医も快く受け入れてくれてすぐに放射線科に

オーダーの訂正をしてくださいました。

 

入院はベッドの事情で14日(火)からになります。

月曜日だけ通院での全脳照射です。

実は…個室希望を伝えていなかったので

個室が空くのが火曜日と言うことで火曜日入院となりました。

これも主治医が頑張ってくれて個室を押さえてくれました。

 

抗がん剤の併用は出来なかったけれど

なるべく沢山、なるべく負担が軽く、

抗がん剤のストップを極力少なく。という

ダーさんの希望に一番近い治療を受けられます。

 

病院側の提示する治療法をすんなりと受け入れていたら

3×10=30グレイの治療になっていました。

(勿論これも標準的な、良い治療です)

ですが、私たち夫婦が希望する標準治療から離れても

自分に合った治療をしたいという気持ちを受け入れてもらうためには

治療方法を分からないながらも調べ

出来ないかもしれないけれど、「こんな方法は?」と問いかけることが

とても大切だということが身に染みて分かりました。

 

脳神経外科の主治医と呼吸器内科の主治医が

「自分たちにできる限りのことはします」

「ダーさんの思いに出来るだけ沿いたいと思います」と言ってくださり

本当に力になってくださいました。

 

長女D  「ワガママばかり言って申し訳ありません」そういう私に

女医医者 「ダーさん一家とは言いたいことを言いながら

    キッチリとした相談が出来るので私たちも一緒に闘えます。

    これからもドンドン言いたいこと言ってください」と

 

有り難い言葉…

この主治医とも何度も…言い合いしてきたけれど

いつも感謝の気持ちは伝えていたので分かってくれていたのかな。

 

治療方法も決まり、会計などをすませ一旦帰宅(14時)

 

ダーさんはその足で仕事に…(15時職場着)

 

そして、20時まで帰ってきませんでした顔に縦線

朝7時から病院で…抗がん剤もして疲れているはずなのに

月曜からまた仕事を休むからやっておかないといけないことがあると。

ダーさんらしいです。

 

 

明日から、全脳照射が始まります。

最大限の効果が出ると信じて頑張ります!

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。

ブロ友の皆さんが笑顔溢れる毎日でありますように。