親愛なる皆さま。
「住まいと心のアドバイザー」の
藤井淑子です。


食器もどんどん増えて
困っていくモノのひとつですよね。

引き出物やご挨拶の品などで
頂くことが多いし

 

欠けがひどいものなど
見るからに使いたくないモノなら
処分できるけど

 

新品同様だけど、あまり出番がないとか
ブランド食器を、セットで買ったけど
何枚か割れて、今は人数分残ってない・・・
というモノは処分しにくいですよね。

「うちは○人家族なんですけど、お皿は
何枚ずつあればいいのですか?」

よく聞かれる質問です。

しかしこの答えは
「来客が多いか少ないか」
によって違います。


「料理自慢でおもてなし好き。
テーブルコーディネートにもこだわりたい」
という人であれば、たくさん必要ですが

「料理をふるまうようなお客様は
ほとんど来ない」のなら
食器は家族の分だけあればいい

と思います。

ママ友がよく集まるお宅だとしても
気心の知れた仲間と
デリバリーを頼んだり
各自持ち寄ったりするのであれば
紙やプラスチックの食器で
十分対応できます。

たま~に、ご主人が
飲みの帰りに、部下を連れてきた時も
適当なお皿で
冷蔵庫にある物を工夫して出せば
十分心のこもった

おもてなしもできますしね。

「食器は家族の人数分でいい」
といっても
大皿は人数分必要ないと思います。

仮に6人家族であったとしても
同時に使うのは
せいぜい2枚のはず、だからです。


 

このように必要な枚数を見きわめると
迷うことなく食器を減らせます。

そして

「使わない」と判断した食器は
頑丈な段ボールなどに入れて
別の邪魔にならない場所に置き
一定期間保管します。

私はすぐに「捨てる」のではなく
置いておけるスペースがあるのなら
「必要以外のモノは、一定期間

(3か月~1年)保管した後、処分する」
という方法を提案しています。

これなら、まだ捨てていないので
「いつでも取り戻し可能だ」

という安心感ができ
各場所には、使っているモノだけを残す
という思いきった取捨選択

しやすくなります。

 

以前に

「捨てて後悔したモノがある」という人に

特にお勧めの方法です。

 

100円の食器であっても
使ってるのであれば堂々と残しましょう。

軽くて丈夫なガラスふうのグラス
陶器ふうの食器
とても使い勝手がいいですよね。

子どもの食器には
軽くて割れないモノがいちばんです。

 

「これイイ」と思って

自信を持って使っているのなら

100円のモノでも安物ではない

と思います。

逆に高級感あるお皿でも
使わないのなら

食器棚から移動させましょう。

スッキリした食器棚を見ているだけで
自分の心もスッキリしてきますよ。