親愛なる皆さま。

「整理収納アドバイザー1級」

「遺品整理士」の藤井ヨシコです。

 

大阪府寝屋川市で

「一般宅の整理収納」

「高齢者宅の遺品・終活整理」の

悩みを解決する仕事をしております。

 

 

実家のモノを片づけることより

親が趣味を持って

毎日を楽しく過ごしていることのほうが

ずっとずっと大事です。


なぜなら、楽しみがあるかどうかで

今後の寝たきりや認知症になる確率が

大きく変わってくるからです。

 

高齢になると、どんなに気をつけていても

病気や怪我で入院する可能性が出てきます。

それは仕方がない。

 

しかし、楽しみ・生きがいがあるかどうかで

その後の回復度合いは、全く違ってきます。

 

「好きな○○をまたやりたい」

「○○に遊びに行きたい」

と願う心は、体の回復を呼びますが

 

毎日にハリがなく、ただぼんやりと過ごしていた人は

リハビリを頑張る気力がわかずに、

そのまま寝たきりになってしまうのです。

 

たとえ80代、90代であっても

リハビリ次第で、元に近い状態まで戻ることも可能なのに


本人や家族にその意識がないために

70代の若さで寝たきりになり


「かわいそうな余生を送っている高齢者が多い」と

お医者様から聞いたことがあります。

 

介護の必要がなく

身の回りのことを全部自分で出来る人でも


たいして楽しみがない生活なのに

さらに「片づけ」なんてしんどいことが

できるわけありませんよね。

 

「あなたの親御さんに、今楽しみはありますか」

 

孫やひ孫に会うのが楽しみでも

半年や年に一回しか会えないのであれば

あまり意味はありません。

 

毎日関われることで楽しいことがあるかどうか。


スマホや脳トレなどの頭を使う系と

運動の併用ならベストですが


体が不自由になっていたとしても

好きな歌を聴く(自分で歌えばなおいい)

昔好きだった映画を観るなど

感性を刺激することはとてもいいですね。


感情を揺さぶられている人は

体があまり動かせなくても

認知症にはなりにくいと思います。


お化粧やファッションに凝って

もっと美しくなろうとするのもいいし

 

好きな俳優さんにときめくのもグーです。

 

 

趣味があれば、第一段階クリア。

片づけは、それから考えればいい

 

自分の人生も、親の人生も

両方充実したものにしたいなら


親に楽しみを持ち続けてもらうこと。

 

これが「実家片づけ」の始まりであり、

「親孝行」でもあると思うのですが

 

あなたはどうお考えですか。

 

お目にとめて下さり

ありがとうございました。

 

整理収納アドバイザー

遺品整理士 藤井ヨシコ。