みちくさ | Chipapa の備忘録

Chipapa の備忘録

忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪

息子@小学1年生は、学校が楽しくてたまらない様子。

幼稚園のときまで、なんだかぽかーんとした子で、お友達とのかかわりも全然見えなかったし、幼稚園で歌う歌なんか全然みんなと一緒に覚えられなくて、口パクしてんじゃないの?ってくらいだったし、工作でも、もともと左利きをペンとハサミだけは右にと変えている最中だったからというのも手伝ってか、まぁ、他のお子さんと比べるとメチャメチャ見劣りするし、性格的にもぽや~んとのんびりした子なので、やっとこさっとこクラスのみんなの二、三歩後ろを、よちよちついていっている感じだった。

それが今では、この世の春とばかりに小学1年生生活を満喫中ニコニコ

学校では、となりの席だったかわいい女の子のMちゃんと仲良くしたり、男の子達とはかけっこの挑みあいなんかに余念がない。

毎日校庭を駆け回って遊び洋服をほこりだらけにして帰ってくるから、帰るなり着替えるらしい。

今日は「給食でお代わりができたよ!」と元気に報告してくれた。この前は、おかわりしたいなと思って取りにいったら、出遅れてもう全部なかったと汗 そのときのリベンジパンチ!

入学してからのこの2ヶ月の成長には、本当に目を見張るほどでありがたい限り。

そんな息子の最近のトレンドは、なんと、みちくさ音譜

今の時代、まっすぐ帰らずみちくさっていうのもどうよ、と思うんだけどねぇ。。

息子の通学路は、学校から家まで一直線に800mほど。

ちょうど良い距離だし、迷う心配もないはずのこの800mが、誘惑だらけでニコニコ

まず最初の誘惑は、途中にある大きな広場。
ここの前の道を曲がっていくと、クラスの女の子の家があって、その子と一緒に帰ると、「ねぇ、私と一緒に来なさいよ~」となる。で、道を歩けばよいものの、広場の脇のブロック塀を二人で上り始めるそうで。こうなったら最後、あまりに遅いので心配して迎えに行ったばあばに呼ばれるまで塀のぼりに夢中。

次の誘惑は、ちょうど半分ほどのところにある交差点。
ここで、右に曲がる子と左に曲がる子がでてくるから、ここで、「ねぇ、オレんちに遊びに来てよ」なんてなるとこれまた、行っちゃうんだなあ。この前なんて、まだよく道が分からないくせに行っちゃって、帰り道は、「なんとな~く、こっちかな、と思ったらちゃんと帰れたよ」とケロリガーン 帰巣本能か?

まぁねぇ、こういう、未知の体験を通して子供は世界を広げていくんだろうなぁと思う。
息子が、学校生活やお友達とのかかわりあいを通して成長していけることは、本当にありがたいなぁと思う。

勤め人の私は子供を学校まで迎えに行くことはできないし、息子が黄色いカバーをかけたランドセルを背負って学校から帰ってくるのを見たことがない。
きっと、色々な表情をして、色々な雰囲気をまとって帰ってくるだろうから、それ見るだけで子供がどんな一日を過ごしたか想像できるんだろうなぁ。

みちくさもいい。無駄なんて何もないからね。

身の安全に気をつけながら、ってか、安全には大人が気をつけてあげなければいけないことですな、意義あるみちくさを沢山して、たくましく育っていこうね、子供達。