入院記 ① | ぴよぴよぺさ~ろ~る

久々に更新したブログで


「生きて帰って来られた涙

って大袈裟な内容だ
と思った方もいたと思うのですが
今回の人生初の入院で
初めて死を間近に感じたので
あれが本当に素直な感想です









前回のブログで書きましたが
私が今回罹った病気は


血球貪食症候群


というもの
この病気だとわかるまでも時間がかかり
ほんのちょっとだけ大変でした









これから何回かの記事は
闘病日記と言うには
おこがましいほどの薄い内容です
でも…私が自分の病気を調べた時
数人の同じ病気の方のブログが
検索に引っかかりました
それを見て情報や
元気を貰ったのも事実です
私はまだ通院こそしていますが
退院できるまでに回復していますので
役に立たないとは思いますが
私の自己満足のブログがほんの少しでも
情報が少ない
この病気と関わってしまった方の
情報源になる事を願って
書き残しておきたいと思います














ある日風邪を引きました
いつもの風邪となんら変わりない
風邪か?とも疑いたくなるような程度の
微熱37.7度くらいかな
他に何の症状もありませんでした
なので売薬を飲んで下げました









2日後今度は38.5度超えの熱
これが4日くらい続き
吐き・下し・食事も出来ない
何日も寝たきりと言うことで
一人で自転車で病院に行きました









結果は


ウイルス性胃腸炎


私が最もよくかかる病気です
安心して薬を貰い帰宅しました
薬を飲んで寝た次の日
体温計は39.1度を叩きだししました
しかもどんどん上がります









「やっぱりおかしい」

今回の発熱何かが変なのです
まずいつもの胃腸炎の
死にそうな胃の痛みが無い事
何より40度近い熱があっても
割と身体が楽な事
体感的には38.0度か37度台位な事
なので実際38.5度位だと
平熱の感覚で生活が出来てしまう事
などにずっと疑問を感じていました









2日経っても39度の熱は引かず
延々と続く吐き気で
薬一粒飲むのに
毎回5~10分かかる始末
流石に怖くなり違う病院に向かいました









すでに独立歩行は不可能で
会社を休んでくれた相方さんに支えられ
フラフラになりながら
駅前の内科にたどり着きました
結果はインフルエンザ陰性
やっぱりウイルス性胃腸炎でした









それからまた2日
今度は解熱剤を飲めば
38度ギリギリまでは熱が下がるので
毎回何十分もかけて
大量の薬を飲みました
薬が効くのはせいぜい6時間
1日3回しか飲めないので
薬が切れると地獄の苦しみでした
何で死ぬほど苦しい思いして
薬を飲んでるのに
こんなに何一つ治らないの?
吐き気・胃痛・高熱何も改善されない
苦しくて苦しくて何度も泣きました









内科で貰った薬がなくなり
また相方さんに付き添ってもらい
同じ内科に行きました
更に多くの薬を出してもらい
次来た時にまだ治らなかったら
便を採取して調べてくれるとの事でした









でも…
そんな悠長なことを
言っていていいのか?
明らかな体の異変に
不安で仕方ありませんでした
私は採血や注射が苦手で
卒倒してしまったり
過呼吸を起こしてしまったりするので
健康診断などでも避けてきたのですが
今回という今回は次回の来院の際
自ら採血を申し出ようと思っていました
そうでないと
取り返しの付かない事になるような
そんな気がしていたのです









その次の夜だったかな
私が薬を飲むのに
苦しんで泣いていると
流石に一人では
マイってしまった相方さん
私が心配掛けたくないと
断固拒否していたのですが


「ぺさ、お母さんに連絡していい?」


と到頭うちの母に助けを求めました
結果明日の朝外来で大学病院に
行く事になりました