(続きです)

強烈なところに所属していると

離れた後の浮遊感が半端いものです。


地に足着がない。


やめようかどうしようかと

悩んでいたのが一年間位。

その間に疲弊して、

すっかり、

エネルギーダウンしていました。


あの時の状態は本当にひどかったです。


そうして、

引きこもりになっていた時に、

目に止まったのが

「カウンセリングマインドを日常に活かす」

という講座。

近くのカルチャーセンターで

開催されていたものでした。


・あまり専門的ではなさそう

・心理学を学べる

・傾聴を学べる


というのが魅力で、

行ってみたくなりました。


私がその時求めていたのは、

人の話をちゃんと聞いて、

感情的にならずに、

間違いを指摘できる力を持つこと、

だったのだと思います(笑)


(笑)?


未熟だったなぁと改めて思って(笑)


誰かに負けてるのが悔しくて、

承認されたくて、

生きていますね。


さて、

当時はこういった講座も、

現地に出向いての申し込み。

その日は珍しく京都に雪が積もりました。

それでも行くのか?のお試しのよう⛄️


行きましたよ。

この時も絶対ここ、

というひらめきがあって。

先着〇〇名に入らねば、

と深い雪に足を取られながら、

向かいました。


そんな思いをして

参加した講座だったのに

一年のコースを

3ヶ月で辞めてしまいます。


前の所属先が強烈過ぎましたね。

一般のところでは、

全てが易しくて生ぬるくて、

「ダメなのよ、こんなんじゃ、

あそこの人たちには勝てない!」


そう心で叫んでいました。


カルチャーセンターで

3ヶ月ごとの更新だから、

キリよく、という感じで、

辞めたといっても、

特に目立ちません。


先生が気づいているかどうかも

分からない感じでした。


絶対ここ、

だったはずなのに、

また居場所を失って

落胆しました。


でも、

この後、

カウンセリングの先生に

バッタリ会うんです。

全くエリア違いのところで。


偶然、

夫の実家と先生のご自宅か近く

そこは最寄りのスーパーでした。


「今期、居ないわねぇ」

となり、

「実は。。。」

となり。


すると、

すごく理解をしてくださった。


「分かるわぁ、

あそこはカルチャーセンターだから、

あの程度にしかできないの。

違うところで、

もっとコアなのやってるから

そっちに来てみたら?」


それで、

言われたところに行ってみると、

箱庭療法の様々なパーツが、

壁三面に並べられた、

カウンセリングルームでした。


「時間で貸してもらってるの」


そうなんだ。。。


それでそこでの講座に

通い始めたのです。


コア、と言っても、

先生が優しいから、

結局内容は生ぬるい、

とも言えたけれど、

今度はそういう評価にはならず

温かい。。。と。

体験したことのない

温かさに包まれた心地よさで、

私はいわゆる

「癒し」を体験し始めました。


承認される喜びとは、

頑張ってることを、

でも、

優れたところを、

でもなく、

ただ居ることをなんだと

体感していきました。


こういう体験を始めると、

人は試しだすんですよね。

この人、

どこまで怒らないんだろう、と。


大人気なく、

いろいろやってしまいました。


でも、

先生の愛に底はなかった。


反らっても、

不機嫌にしても、

課題をしなくても、

大幅に遅刻しても、

ドタキャンをしても。


いつも、ちおりちゃ〜んと

笑顔で迎えてくださって、

何でも喜んでくださって🥹


私にだけではないから、

受講生同士は、

はあ?

先生、注意してくださいよ、


となることもあるのですが、

先生がブレないと、

それが伝播していって、

みんなが、

寛容になっていくんですね。


母親からはもらったことのない

愛に包まれて、

私はここで、

赤ちゃんからやり直しをました。




🍀今日も読んでくださり、

ありがとうございました🍀