地獄は地獄に決まっているだろう?






やっぱり無理よ




失った物は




取り戻せないからこそ
その時のリスクや重さを



はかれるの











私は
朝目を急に覚ました。



また薬で眠っていただけ。。。。













けど



携帯が光っていた。




アドレスなんかわからないからSMSメールで送ったメールは
当然SMSメールで返ってくるわけだからいつもとは違う表示に


あの人から返事が来ていると
私はすぐに確信した。








結果は




要約すれば






もう放っておいてくれませんか


だった。









そしてひたすら


謝られるんです。






地獄が始まった筈



向こうの中で。





そして悔やんでも悔やみきれない。





ただ



私は


伝えたいの。




3年後の真実に


お願い
耳を傾けて





!!!!!!!






そんな思いでした
fumiは優しい女性だったが僕がそうしてしまったんだろう






頭に駆け巡る猟奇な行動と私の悲鳴がこだまする。






私は
イベントが終わり家に帰ると就寝の準備をゆっくりと済まして
ベッドに横になった。






向こうはわかっている。




私だと。







私はある物が視界に入った。





あ。




小さく声にも出たと思う。











私が昨日かけた番号。






もう
確かめなかった。




変わりに深夜2時にもかかわらずメールを送信していた。






過去への
後悔の波には
まだ
私の内側で大きく荒れ続けていたのだから。





後には





引けないわ。





たとえ



怖くても。
閃光が走った気がした




あなただよね?あなたよね?


私の中で忘れたかと思っていた声の記憶が簡単によみがえった。




けど

私から出た言葉は声色さえ何も変えず内に秘めた感情とは裏腹だった。





「あ?

間違いですか...?」


『はい』



間違いならそもそも切られているだろう。


あなたもわかっている




けど


私は
「あ

わかりました
失礼します」

言って先に通話を切っていた。








落ち着かなかった。






あれが本当の最後だったと書いていながら


声を聞いてしまった。







けど
何で
何で何で何で何で???





届いた新しい携帯では
何もわからなかった。





何故なら
リダイアルも当然
ありません
なのだから。







知らない番号から電話。


それが数年前




傷つけあった相手なんて。






最初の男だなんて。



一旦落ち着きたい
一旦落ち着きたい。




鏡の前に戻って自分の顔を見たらいつもの私だった。



けどあれから3年はたとうとしている私の顔は
3年間の間につけた自信の顔だった。






なのに


今は少し不安げに映る。。