私は今、大学4年生の秋を迎えている。

 

単位はほぼ取り終わり、卒業論文は作業中であるがほぼ問題なく書き終えられると思う。

 

大学4年生というのは、(文系の学部に限るが)とても暇なもので、ゼミに出席するため週に1度しか大学に行かないという人も多い。私もその一人で、このあまり余った時間をどう過ごそうか悩んでいるところである。

 

この時期になって時間の過ごし方について悩んでいる時点で、私の人間性が疑われるものだが、自分はそんな人間なのだ、と前向きに考えることに決めた。

 

顔見知りや大学ですれ違ったときに声をかける知り合いはたくさんいるが、ご飯を食べに行く友達、気軽に誘える関係の友達はかなり少ない。片手で数えて十分足りるような人数である。どこから普通の友達でどこからが親友になるのだろう、とか考えていると疲れてしまうのでそういうことを考えるのはやめた。自分の思うままにのんびり生きていきたいなと思う。

 

ちょうど2年間続けていたアルバイト先が今月末で閉店することが決まった。

お店の雰囲気やお客との会話など楽しい思い出しかなく、なくなることがとてもさみしい。

あまり充実しなかった大学生活の分をアルバイトに注ぎ込んでいるような感じだった。

大学はつまらなくて息苦しかったけれど、バイト先にはなにか自分の居場所があるように思えてとても楽しかった。人見知りだった私は初めてホールの仕事をしてとても戸惑ったけれど、個人経営の店であるがゆえに堅苦しくなく自分で工夫して接客していくうちにとても話すことが楽しくなっていった。自分が内定をもらえたのも、ここのアルバイトで人と接することは楽しいということを気づかせてもらったおかげであると思う。

土日の2日間で私は最後の出勤となる。

今まで以上に丁寧に仕事をして、オーナーに感謝の気持ちを伝えたいと思う。

 

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