仮説①

 

 

 

①この世界は仮想現実で、人間として存在している私たちは正規プレイヤーだ。そして一般的に霊などと言われているのは非正規プレイヤー(一部のみ)だ。ここでの仮想世界を偽世界とする。
ある記事で魂が体から抜けたら体重が減ったそうだ、これは魂(プレイヤー)が体が使えなくなり、離れたことを意味する。
まず言えるのは、私たち魂は真世界の住人であり、偽世界でプレイヤーとして遊ぶことができる。魂はいわばアカウントである。正規のプレイヤーは魂を作ったときに自動的に
偽世界の体とリンクするが、非正規プレイヤーつまり霊はアカウントを作ったときに自動で体にリンクされない。海賊版とでもいおうか、霊は体を持っていないから通常のように実態を持つことも
できない魂の姿でしか偽世界に入れないのだ。そして魂は個体によって見える見えないが変わる。非正規プレイヤーは何らかの理由で正規でプレイできないから、正規プレイヤーの体を乗っ取り
たいのだ。そして正規プレイヤーの体を乗っ取る条件はいくつかあるんだと思う。その一つが魂を自覚できる個体ということだろう。他にもあるかもしれないが、見えなければ自覚することもできないから
必然だ。そして体には取り付けないから体に似ている人形や、ものに取りつくのだろう。


・神と霊の関係性
 
 神はこの偽世界を作った管理者。======== 霊は偽世界に不法に侵入しようとする者。
 
 神と霊は同じ世界に存在していて、そこは概念でしか存在できない場所だと推測する、でないと偽世界を作る意味がないからだ。
 だがすべての霊がそうとは限らない、守護霊や天使などいくつかは神によって特例として存在していると思う。
 
・霊が偽世界に侵入する理由
 
 ここでの侵入は体を使役し、実体化することだ。
 真世界が概念の世界ならこの偽世界は実体化できる世界だ。
 
 通常の霊は生まれると同時に体とリンクし、偽世界に実体として存在できるが、何らかの理由により、一部の霊は生まれず体とリンクしないのだろう、この者たちをはぐれ者といおう。
 体にリンクされないということは侵入できないということだ。通常の方法でリンクされないはぐれ者たちはほかの方法で偽世界にリンクしようとした、それが正規プレイヤーの体の乗っ取りだ。
 はぐれ者達は何らかの方法で、すでに生まれて体とリンクされているプレイヤーの体を乗っ取ることができるのだ。
 だからはぐれ者たちは体を乗っ取ろうとすることが多いんだ。
 
・今後の課題
 
 私の目的は霊を検知し、記録することだ。
 私の魂もはぐれ者たちとそう大して変わらないのだ。どうしか交信をし、記録することができることを祈る。

 

補足

正規プレイヤー=人間

非正規プレイヤー=一部の霊

偽世界=この世

真世界=あの世

はぐれ者=一部の霊