板前の心得 | チンピラ板前の成長記録

チンピラ板前の成長記録

平成生まれのチンピラが日々の成長をご報告したいと思っております。

厨房職4年目の私です。
たかが4年。されど4年。
4年と言う短い時間で得てきた「板前道」について少しお話ししたいと思います。

「板前道」という言葉は以前、勤めていたホテルの料理長が口にしていた言葉で板前の心得とはみたいな意味があるようです。たまに僕も使います。
よく
「朝が早くて夜が遅い」
「上下関係がキツい」
「下積み期間が長くて…」
「下っ端の頃は人権がない」
なんて話を聞きます。確かにそんな期間もあります。僕にもそんな時期はありました。
定時は都市伝説、休日出勤当たり前。

それは本当に損な事でしょうか?
長く厨房にいれば兄弟子、先輩の仕事が見れます。
休みの日でも出勤すれば何かしらの仕事と小言付きの解説をしてもらえます。
それは「得している」とは思えませんか?
相手は先生ではありません。ましてや保護者でも無いのです。なのに時間を割いて仕事を教えてくれます。その間、相手の仕事は進みません。
そこで感謝する気にはならないでしょうか?
板前には独特な価値観があって職場の上司部下は親子兄弟同然の連帯感があります。同じ調理師会の同じ会派、同じ親方の弟子、と言った感じに家族のような関係です。

家族に何かしてもらったら、ありがとうって言いますよね?
それと同じです。
最近では厨房でのそんな関係が薄れていると聞きます。それは若手と言われる世代が職場での人間関係を重視していないのと、板前のサラリーマン化と言うような事が絡んでいると思います。
あとは少し怒鳴ったらパワハラ。サービス残業してもらったら強制労働。何かあったら労基。
錦の御旗のように労働基準法を持ち出す若手が多いのです。

まずは感謝の気持ち。そして親に対する忠誠心。

人との縁は尊いモノと言う考え方をしましょう!

なんかまとまらない…若いんで文章力が無いのは許してください!