凸凹姉妹の日常 -2ページ目

凸凹姉妹の日常

体外受精→子宮外妊娠→卵管切除→顕微授精→バニシングツイン→切迫流早産→23週出産→自然妊娠→流産→自然妊娠→切迫早産→37週出産

夜、眠れないことがとても辛く。。


それでもまだ最初の半年は何とか頑張れました。

だけどだんだん精神的にも余裕がなくなり。


あれだけ待ち望んだかんこのことも、可愛いとは思えなくなり、ただ泣かせないように、感情を押し殺してお世話するだけでした。

夜は特に孤独で、二人で泣き続けたこともあります。


その頃のかんこは、24時間常に私に抱っこかおんぶをされて、過ごしていました。


昼夜問わずまとまった睡眠をとることはなく、1時間も寝ればまだいい方です。


私が食事する時も、私から離れられる状態ではありませんでした。


私が離れようものなら、ものすごい勢いで泣き叫びます。

それは尋常ではない泣き方で、通報されるのでは…苦情が来るのでは…と、とても泣かせたまま待たせられる状況ではありません。


その時はとにかく泣かさないように、抱っこか授乳しながら食事するしかなかったです。


このことが、かんこのアレルギーに繋がってしまうなんて思いもしませんでした。


とにかく静かにさせようと必死でした。


半年過ぎたら…1歳過ぎたら…

いつかきっと眠る日がくると、自分を励ましながら。。


遊びもせず、片時も私から離れず、日中もほとんど授乳ばかり。

外に出ても何をしていても、常に授乳をせがんで、叶わなければ狂ったように泣き、吐いても、チアノーゼになっても、声がかすれても泣き叫び続けるかんこ。


離乳食を始めても、言葉を話すようになっても、それは変わらず、私も半分諦めて、この子はこういう子なんだと付き合っていました。


(ちなみにいっそ授乳をやめようと思い、哺乳瓶にしたり、ミルクにしたこともありましたが、激しく拒否されてしまい…断念しました。)


そして、離乳食が進むにつれ、ちょっとした異変に気づくことになります。


最初はちょっとしたことで、食べた後に少し口の周りが赤くなる…程度でした。


日によって、出たり出なかったり。


症状も、唇が腫れている気がしたり、痒がっている気がしたり。

でも、10分もすれば、すぐに症状は治ります。


気のせいかも?心配し過ぎかも?と思うような症状ばかりでした。


かんこは生まれつき乾燥肌で、顔が荒れていることも多かったので、肌の調子が悪い(食べ物がついて荒れているのかも)とばかり、思っていました。


大きな症状にはつながらず、そのまま離乳食が完了した頃。


かんこは1歳を過ぎていました。