振り出しに戻り、約2ヶ月の間、

夫婦で土地を見に出かけたり、HMを調べたり。


この頃、夫は定年ラストイヤーで、

まだ首都圏に残した集合住宅(←一応、持ち家)に

住みながら、ほぼ毎週末にこちらに来てくれていた。


すると、程なくして近所にやや狭めの旗竿地だけど、

見晴らしのよい南向きの土地が見つかった。

土地の南側には、一段低くなった🍎りんご畑が

広がり、その向こうには田んぼと林。

めちゃくちゃ陽当たりと見晴らし良し!

土地価格は、う〜ん、、、もうひと声、

ディスカウントしてくれないかな……?

という物件だった。

さっそくその土地を扱っている不動産屋に

連絡をして、土地の詳細について資料を

送っていただき、実際に不動産に出掛けていった。

我が家の土地購入予算を伝えると、

この土地より予算に見合ったこちらはいかが?と、

別の物件2〜3件を紹介してくれた。


紹介された土地を実際見に行ったところ、

どの物件も希望通りの

・南〜東向き、

・風通しよし、

・70坪以上、

・バス停徒歩圏内

ではあったものの、通りから入ると

めちゃ狭い道だったり、急勾配の坂道だったりで、

冬の凍結路や雪道での慣れない運転を考えると、

ちょっと怖い、そして不便な場所に思えて、

「ここ、いい!」というインスピレーションは

ふたりとも湧いてこなかった。


結局、先の土地の持ち主さんとの価格交渉が

可能かどうかを聞いていただくことになったが、

こちらも「けんもほろろのNO!」で終わった……。


その一方で、首都圏にあった家を売却するため、

動き出さなくたらならなかった。

まだ、時間があったので、

最終的な売却価格(落とし所)を考え、

相場よりやや高め設定して、

こちらはしばらく待ちの姿勢で。


恒例となった土地探しとなったある週末、

夫が言った。

「HMじゃなくて、この前、見掛けた

設計事務所の建てた家、観に行ってみない?」


実は、HMではなく、

地元の工務店や設計事務所に依頼する手もあるね〜、

でも、設計事務所なんて

基本注文住宅だからめちゃくちゃ高いんだろうね〜、

という話をしていたこともあり、

現実的ではないと思っていたのだ。

まぁ、あまり期待せずに、

とりあえず家づくりの勉強をするつもりで

観に行ってみようということになった。


設計事務所の建てる家……

予約をして、現地に行ってみると、

HMの建てる家と外観に大きな違いはなく、

意外にも、良い意味で「普通の家」。

なぜかホッとした。


さっそく内覧。                                  (続く)