あなたの好きだった海へ26日、近場の海へ。大事な人が今月逝ってしまった。彼女は海が好きだった。なんとなく、海に来たら会えるような気がしたのだ。17時過ぎに到着。夕方でシーズンもまだなのでとても静かな海。ふわーっと身体が暖かくなるような感覚。心が優しさに包まれた。帰りに貝殻を七枚拾った。拾うつもりはなかったけど、何か彼女の記念のようなものが欲しかったのかもしれない。綺麗に磨き上げて、美しい器に入れてあげよう。生きている限り、あなたのことは忘れないよ。寂しくて辛く、涙は枯れない。