朝
ヤジリを磨いて
狩りに行ってくるねと言う
あなたは
いってらっしゃい
気をつけてね
あたしは川に洗濯に行くねと言う
午後
縄文土器を作るねと言う
あなたは
どんぐり潰してフライドポテト的なの作るね
マヨネーズたっぷりで食べてねと言う
夜
明日はBBQしてみよっか
地下の熟成したおビールを飲もうねと言う
あなたは
虎の毛皮に上で
ヨガをしながら
鹿皮のブリーフがほつれていたから
直しておいたよと言う
今日は冷えるねと言う
あなたの竪穴式住居に
ヤジリがゆっくり
入っていく
熱い蜜が
固さを包み込み
足と足が絡みついて
ゆっくりゆっくり
深く深く誘なう
あなたとの境界は溶けてしまって
体の奥から
どんなに樹液が溢れ続けても
魂が鎮まるまで求め合う