今回はピンクドラゴンミリピードの自分なりの飼育法を紹介しようと思います。
1.ピンクドラゴンミリピードとは
学名:Desmoxytes sp.
産地:タイ
大きさ:25〜30mm程度
タイ原産の小型ヤスデ。独特のカラーリングとトゲトゲ感が素晴らしいです。繁殖も容易に楽しめます。
2.飼育環境
ケージ:クリアースライダー
床材:腐葉土(刀川平和農園)
餌:テトラミン
温度:20〜26℃
腐葉土は選り好みしないようなので、ホームセンターで買える物を使っています。ケージの半分くらいまで入れています。乾燥しないよう、たまに洗浄瓶で水を掛けてやります。餌は観賞魚用のフレークフードをばら撒きます。意外と大食いです。温度は24℃前後で管理しています。
3.腐葉土の交換
飼育していると画像のように腐葉土が劣化して粘土質になってきます。その場合、ヤスデを別のケージに移す必要があります。飼育は簡単ですが、腐葉土の劣化だけには注意が必要です。枯葉等の上に少量の腐葉土と餌を置いて、集まってきた所を枯葉ごと新しいケージに移すのが楽だと思います。
4.繁殖
飼育しているだけで勝手に増えていきます。大体2〜3ヶ月程度でサイクルが回ると思います。また、ケージを移動した後の古い腐葉土の中に卵や幼体が残っている事が多いです。その場合は、古い腐葉土の上に新しい腐葉土を入れ、幼体が移動してきた所を回収していくのが良いと思います。
5.入手方法
手間味噌で恐縮ですが、自家繁殖した個体達を下記のショップで販売しております。多めにおまけしますので、ぜひ飼育してみて下さい。