ChinaStream見習いスタッフの「外国人の方向けのNIPPONワンポイント講座」

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外国の方にとってよく理解できない・難しいと思われる、日本の言葉や習慣、文化などを無作為に書いていきます。
お店・中国の情報やスタッフのボヤキも少々(笑)。ご質問・ご意見大歓迎!

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こんにちは。
ChinaStreamの見習いスタッフ、水戸(仮名)です。

さて、前回の続きですが・・・

「ところで、経済構造とやらの話を聞かせてもらおうか(笑)」

店長・・・(苦笑)。
いろんな人から突っ込まれそうですから、勘弁してください。
あくまでも、私個人の考えであることを伝えときますよ。

「それでそれで?(笑)」

そもそも、経済大国は内需が大きいんですよ。
それにもともと日本は内需主導の経済モデルです。
最近は外需の比率も伸びているようですが・・・

「話が違うブログみたいになってきたなぁ。(笑)」

まぁまぁ(笑)。
そういった状況ですから、日本の接客業は特にライバルが多いんですよ。
例えば牛丼を売りにしているチェーン店だけでも、
5社あるでしょう(吉野家・松屋・すき屋・なか卯・神戸らんぷ亭)。

「どこも同じような印象だけどな。」

そう思うでしょう?でも、先日放送したこの番組を見てください。

「・・・・(絶句)。」

店長もお分かりになったと思いますが、
同じような商品でも、サービスの違いで大きく差が出てきます。
ですから他店と差を付けるため、様々な試みやサービスの良さを
出して、評判を上げたいんですよ。

「その結果日本中のサービスが良くなったと。」

ほかにも理由はあると思いますが、
上記のことが大きい理由だと思いますね。

「しかし“10秒で牛丼を出す”とか“水を持って競争”とか、凄まじいな。
ちなみにこの店から宣伝でも頼まれたのか?(笑)」

頼まれてもいないし、何ももらってもいませんよ。(笑)

最終回予定の「“お客様は神様です”の問題点」は次回に。


参考:「内需主導の日本型経済モデルを活かせ。」
カーデザイナー田中徹の社長BLOG
こんにちは。
ChinaStreamの見習いスタッフ、水戸(仮名)です。

「今日東京のデパートに開店から行ってきたんだけどな・・・」

そう言えば店長、販売促進の参考にいろいろお店を見に行く、って
おっしゃってましたね。

「相変わらず日本のデパートの開店時は気持ちいいな!」

まぁ、ホテルマンのような物腰でお辞儀を一斉にしてくれますからね。
(リンク先はyoutubeの動画です。開店場面は0:56~)
中国ではデパートの開店時に何かありますか?

「別に何も無いな。」

・・・そうですか。まぁ、日本が特別なだけですかね。

「ファーストフード店でも笑顔で接客してくれるだろ?
何で日本はどこでも店員の態度がいいんだ?」

多分“お客様は神様です”っていう意識が、
日本人に刷り込まれているからだと思いますよ。

「冗談だろ!?」

もともと三波春夫という演歌歌手の人が言った言葉が始まりです。
でもほとんどの場合、本人の真意とは違った使われ方をされてますよ。
また、そのことに気づいていない日本人も多いです。

「というと?」

詳しくはここに書いてありますが、本来
“お客様を神様と思って歌を披露することで、芸も自分も磨かれる”
という意味なんですけどね。

ほとんどの場合
“お金を払ってくれるお客様は、神様のように扱おう“
という風に解釈されてしまっているんですよ。

「まぁ、普通そう思うよな。」

でもそのように解釈されたのは、日本の経済構造に答えがあります。

「経済の知識もろくに無いくせに、大きく出たな(笑)。
で、その答えは?」

次回に続きます(笑)。
こんにちは。
ChinaStreamの見習いスタッフ、水戸(仮名)です。

前回の話から続きですが、間が空いてしまってすいません。
私はお辞儀をすることは、外国人から見ると不思議に見えるかもしれませんが、
握手などよりも、もっとすばらしい文化だと思うんですよ。

「でも中国人から見ても、違和感があるぞ?」

確かに中国では、お辞儀はかなり身分の高い人が相手の場合か、
お寺などでのお参りのときにしかしませんね。

でも握手は、もともと「利き手に武器を持っていない」ことを示すための
行動ですよね。
お辞儀は相手に敬意を表すために頭を下げる行為であって、
そもそも武器の有無などは問題外です。
それに体で最も重要な部分(=頭)をさらけ出す訳ですからね。

「でもあまり頭を下げると卑屈に見えるし、
欧米人からも揶揄の対象になってるだろ?」

なじみが無いからと言って、他国の文化・習慣を軽視するのは
どうかと思いますけどね。
まぁ、これはすべての人に言えることですから、
私もいろいろ気をつけますよ。