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”A New Way to Fly”

歌舞伎が大好きです。
主に歌舞伎の感想を書きたいと思いますが
関係ない日常も書いていきたいです。
あまり、まめに更新しませんが
よろしくお願いいたします。

最近は、坂東巳之助さんが大好きです〜〜

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2日に、歌舞伎座に六月大歌舞伎を
観に行ってきた。
(若干、ネタバレありです)

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今回は、夜の部。

”蘭平物狂”
尾上左近くんの初舞台。
劇中でも、尾上松緑さんと親子役で、
なんとも、じーんときてしまった。

私は、父を亡くしているので、
とにかく、父と子の物語に弱い。。

ラスト20分にもおよぶ、超アクロバット満載の乱闘シーンは、迫力満点でした。

実は私、、、スターウォーズマニアなのだが、、、

スターウォーズは、メイクや衣装、ライトセイバーによる乱闘シーンなど、日本の歌舞伎の影響を受けているというのは有名な話。

蘭平 対 数十人とのラストの乱闘シーンは、ほんと、生でスターウォーズを観ているようであった。
ほんとにすごい迫力でハラハラドキドキ。

左近くんも、お芝居が上手く、歌舞伎会の未来は、明るい!


素襖落”
これは、とても楽しい演目。
松本幸四郎さんのコミカルな演技が
楽しかった。

劇中で使う扇。それに描かれた絵は、幸四郎さんみずからが描いたという。
見事な!コウモリの絵!

この日のために、単眼鏡を買ったので、、
扇の絵の細部までよく見えた。

今後も、観劇に単眼鏡は、必需品だな。

大好きな、左團次さんも出演されており、
ほんとに、たくさん笑って楽しい演目でした。


そして、、
”名月八幡祭”
主役は、中村吉右衛門さん。

鬼平犯科帳の大ファンなので、
花道から、ひょうひょうと吉右衛門さんが、登場してきたときは、感無量でした。。。

このお話は、男女のドロドロな、、、
お話だと聞いていたが、

終盤までは、コミカルな場面も多く、
軽い感じで話が進んでいく。

途中、舞台一面を深川の水路
に見立て、
花道を船で芸者 美代吉が渡っていくシーンなど、
我々観客もほんとに、水辺にいるように感じるほどのリアルさ。

こうした演出も歌舞伎のすごいところ。。。


さてさて、、、そして、お話の終盤。



ほんとに、心底、度肝を抜かれました。。。

土砂降りな中で、吉右衛門さん演じる新助が、自分を騙した憎き女 美代吉を追いかけ回して切りかかるシーン。。。

舞台一面に、本物の水で、本物の土砂降り‼︎

すごい勢いで、本物の土砂降り‼︎

新助も、美代吉もびしょ濡れでぐしょぐしょ‼︎
土砂降りの中を這いずり回る2人のその姿の恐ろしいこと。。。まさに、地獄。

美代吉を刺し殺す描写も、ほんとに
芸術的。

気がつけば、
土砂降りは止み、
あの歌舞伎座の広い舞台
に、誰ひとりいない。

そして、、、

誰ひとりいないまま幕が閉じる
という斬新な終わり方。。。

ほんとに、斬新すぎて、
しばらく動けませんでした。。


今まで、現代劇や、ミュージカルなどは、
かなり観てきた自分だが、、、

こんなすごい舞台を観たのは、生まれて初めてだ。

ほんとに、歌舞伎は、素晴らしい。
素晴らしい日本の文化だ。


歌舞伎に出逢えて、ほんとによかった。

これからも、たくさん、
歌舞伎を観て
たくさん、感動したい!!