クィーンズー長安、後宮の乱-　⑩

第１９話

媛は息子と後宮を出るが、傅瑶は出る事を拒む。

水も食糧も一切取らず倒れる。

起き上がれない傅瑶を見て皇帝は出て行く猶予を延ばす。

しかし、政君は出て行くように命ずる。

自殺をするか、出て行くか選択させる。

傅瑶は政君の部屋に火をつける。

丁度皇后が懐妊したと聞いて外出していてた政君は難を逃れる。

傅瑶が火をつけたと悟った宦官になっていた兄は傅瑶に手紙を置いて傅瑶の代わりに自白して捕まる。

傅瑶は自分で自分の首を絞めて周りの人間を死なせていってるのがわからないのかね。

媛みたいに素直にいけばいいのに。

そしたら兄だって死なずにすんだのにさ。

髪の毛ボサボサで髪飾りを自分でつけて「陛下」ってつぶやいてるシーンを見て、あ～いっちゃったって思ったけど、大丈夫だったね。

何かもう、意地だろうね。

皇后になる事も皇太后になる事もないのに。

かわいそうな人。権力欲が凄い人ってこんな感じだろうね。

第２０話

兄の死で定陶に行く事を決意した傅瑶。

定陶で物乞いの姉妹を拾う。

５年後美しくなった２人。

２人は趙姉妹。

姉の宜主と妹の合徳。

姉妹は傅瑶の命で礼儀や舞などを叩き込まれる。

政君は太皇太后に会いに行く。

太皇太后に皇帝の扱いについて相談する。

アドバイスをもらった政君。

太皇太后は定陶に人をやって傅瑶の様子が知りたいと言う。

政君はただちに公孫夫人を定陶に向かわせる。

趙姉妹は皇帝に献上する為に育てたんだろうね。

姉の趙宜主は趙飛燕に改名したし。

こう来たか！って感じの展開だね。

趙飛燕は私も知ってるよ。

皇帝を虜にした人。

楊肥趙痩って言葉がある位だからね。

どっかでは環肥燕痩って書いてるのもあったなぁ。

どっちが本当？？

楊（環）は楊貴妃。太ってたって説がある。楊貴妃は楊玉環って名前なんだよ。

趙（燕）は飛燕の事。

楊貴妃と並べ称される位美女だったんだよね。

この時代って王昭君もいるし、美女が多かったのか？