回復期過食を受け入れられず、食べ過ぎてしまった罪悪感や恐怖心から
吐いてしまう、下剤を使ってしまう
そんな悩みについてお話したいと思います。
まず、吐いたり下剤を使用すると回復が遠のきます。
さらに、自律神経は乱れ、代謝が悪くなり、不本意に太りやすい体を作ってしまうことになるのです。
そのような体重増加の仕方ではなく、
美味しいものを美味しく食べ終わって、幸せになれる体重増加の方が、
心にも体にも十分に栄養が行き届くと思います。
吐けば食べたことが帳消しになるのか。いえ、なりません。
吐くことには多くのデメリットがあります。
次に入ってきたエネルギーを必要以上に吸収してしまうだとか、一層お腹が空いてしまう。繰り返すと胃酸で喉は焼け、癌のリスクも高まります。習慣化してしまうと、依存状態になり、食べる量は回数を重ねるごとに増え、莫大な費用が掛かります。
食べ過ぎた罪悪感から吐いてしまうことが多いかと思いますが、吐いたことにも罪悪感が生まれるので、
罪悪感を打ち消すことにはなりません。
打ち消すどころか、吐くという異常な行為でより罪悪感を抱くことになってしまいます。
次回は、食へのこだわりについて話したいと思います。