昨日のつづき since 2005 / The Yesterday's Continuance -5ページ目

体育はじめ。

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ピョン吉の学校では5月に運動会が行われます。
そのためか入学早々ですが、50m走計測がてら選手決めを行ったらしい。

「ぼくは結構おそかった…」とか、
「選手4人には選ばれなかった…」とか、
ちょっぴり凹み気味発言が飛び出していたピョン吉。

彼は正直、運動が得意ではありません。
サッカーでもスイミングでも、能力・技術的にはなかなか難しい。
それでも嫌がらずに楽しんでいるのは(事情によりサッカーはやめましたが)彼の良いところですが。
これから幼稚園生活以上に、こういうプチコンプレックスに遭遇する事が増えるんだろうな。

なので。
「足の早い子はさ。かけっこで頑張るじゃない?
 ピョン吉はダンスが得意なんだから、ダンスで頑張ったら?
 ママだって選手に選ばれた事なんかなかったよ。ダンスや綱引きは頑張ったけどね」
って言ったら、表情がぱあっと明るくなった。
あー良かった。

親子で運動会を勝ちにいく ~5つのコツでグングン走れる。親子でやりきる一週間~/照英


我が家では、相棒くんがこんな本を購入してます。
子どもに負担をかけないように、親が上手にサポートできたらな。

給食ボランティア

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今日から給食スタート。
早速、初日からお手伝いに行って来ました。
給食室も給食着もしんせ~ん。
ちょうどピョン吉さんは給食当番。
といっても人数少ないから、クラスの半分は当番なんだけど。

小学校生活で一番心配だったのは、実は給食。
ピョン吉はおかずも食べられそうな分だけに減らして貰って、なんとか完食。
苦手な牛乳は減らしても良いのだけど、何故か頑張ると言い張り、
200mlを飲み切りました。
彼にしては快挙!

祝☆ご入学



春。桜咲く4月。
ついにピョン吉くんも小学生になりました。
4月5日、入学式です。
こんな格好した1年生たちがいっぱいで可愛かったな。
女子はAKBちっくな衣装が主流。チェックのプリーツスカートね。



最初に教室に入る時、案内してくれた6年生が優しそうで美しいステキ女子で、高まるピョン吉。
そのお姉さんと、お隣りの席の女子と、さっそくお喋りに興じる。
うん、そうだね、キミはそんな感じだった。何も心配してないよ、ママは。



そしてこれが、ピョン吉の卒園した幼稚園からのお祝いのお手紙。
活字で印刷された、いわゆる“祝電”という電報ばかりの中、ここだけポワッと暖かかったよ。

6日(金)9日(月)の登校も、何とか無事に過ごし。
音楽の授業(っていうか、まだ授業ではないのか? オリエンテーションの一環?)では
女の子3人と一緒にみんなの前に出て歌を歌ったり、早くも本領発揮中。
落し物を先生に届けたりもしたんだって。なかなかしっかり者じゃん。

でもね。あんまり頑張り過ぎなくていいからね。
何にでも挑戦して、やってみる事が楽しいんだって、キミはちゃんと知ってるんだから、
どうしても嫌なことがあったり、気が進まない日があったら無理しなくてもいいんだよ。
これからも学校であったこと、いっぱいママに話してね。

さよなら幼稚園



2012年3月20日。いよいよこの日がやって来ました。
3年間通った大好きだった幼稚園にさようならをする日です。
ピョン吉は仲良しのお友達のほとんどが同じ小学校に行く中、ひとりだけ別な学校なので、
その事についてちょっぴりセンチになっていた事もあったけど、
概ね小学生としての新しい生活に心躍らせ、最後の幼稚園生活は揺れる事なく過ごしてた様子。

でも私はダメでしたね。
3学期が始まったあたりから、心の中がざわざわ。
10月から始まった謝恩会の準備で忙しかったのが幸いして、沈み込むまではいかなかったけど、
寂しくて仕方ありませんでした。

ピョン吉の幼稚園は、本当に素敵な所でした。
季節ごとに色々な花が咲き、果実が実り、木々が色づく自然に囲まれて、
毎日ドロドロになるまで園庭を駆けまわっていたね。
園舎や園庭だけでなく、先生方も素晴らしい方たちばかり。
担任以外でも子供の名前をちゃんと覚えていて、いつもニコニコ声をかけてくれました。
園長先生の温かい言葉にも、何度も何度も助けられました。

私が勝手に命名した『チーム・ピョン吉』の先生方も大好きでした。
年少の先生は、そのほんわかした優しい雰囲気で、園生活のスタートを不安な気持ちで迎えた
ピョン吉をいつも暖かく包んでくれました。
ママに会いたくて涙がこぼれちゃった時は、ポケットを叩いて小さな魔法を披露してくれたね。
オムツが完全に外れてないまま入園したのに、先生の根気でプールが始まる前の5月に、
すっかりパンツマンに変身できました。

年中の先生は、男前な性格の元気な先生でした。
子供以上に好奇心旺盛で、ご本人には失礼だけどガキ大将みたいに子供たちを引っ張ってくれました。
細やかな気配りもあって、ピョン吉の良いところをいっぱいいっぱい引き出してくれました。
特に3学期の発表会の時。ピョン吉のアイディアをたくさん拾ってくれて褒めてくれたお陰で、
彼はどれだけ楽しく取り組め、自信も持つことができたかわかりません。
この4月からは幼稚園を退職し、新しい夢に向かってスタートするそうです。
こころからエールを贈ります。お互いがんばろうね、先生!

そしてそして年長の先生。
実はこのベテラン先生に、私は最後の学年でぜひ受け持ってもらいたいと思っていました。
彼女の情熱と愛情は、ピョン吉だけでなく、クラス全員をスムーズに次のステップへ押し上げてくれる
大きな大きな力になったと思っています。
本当に細やかで、一人ひとりを良くみてくれていて、私は心から信頼していました。
役員として折々彼女と話すにつれて、息子の担任としてだけではなく、
歳の近い同じ女性として、彼女がとても好きになりました。
出来ることならお友達として、これからもいっぱい色々な話がしてみたいです。
本当に楽しかったです。ありがとう。



次にこの部屋を使う後輩たちのために、みんなでお花を描いて壁を飾りました。
喜んでくれるかな。



キレイに片付いて誰もいなくなっちゃった教室。なんだか寂しいね。
春はここの窓一面に桜が見えて、空の青と桜のピンクがキレイだったよね。



大好きな先生から最後にとっても大事な『言葉』を貰いました。
ピョン吉、真剣に聞いております。
心の中にちゃんとしまって、今度は小学校でがんばろうね。

ちなみに卒園式の後に行った謝恩会での“司会”も、すごく楽しかったな。
久しぶりに台本を手にして、人前でたくさん喋らせてもらいました。
みんなみんな、大事な思い出。
本当にありがとう。
さようなら。

初キッザニア!

今まで行きたいと思いつつ、何となく行きそびれていた『キッザニア』に初めて行って来ました。
早速、お仕事体験スタート!



ピョン吉さん、まずは建設現場にチャレンジ。クレーン操作をしてスカイツリーを組み上げます。
きちんと命綱をしての作業など、思った以上に本格的。



2つ目は消防士さん。
点呼・整列の訓練をして、消防服を着用し、ミニミニ消防車に乗っていざ現場へ!
消防署から火災現場まで、ちゃんと消防車で移動するんですね。サイレン鳴らして。



いざ、消火! 本当に放水されます。見よ、この真剣な表情。
親はこの角度からの撮影は出来ません。パビリオンによってはスタッフが写真を撮ってくれるので、
後で購入することになります。1枚1,000円なり。全部買ってたら大変な事に…。



ふたつ仕事をこなしてお金も貯まったので、銀行で口座を開設します。銀行内には親は入れません。
列に並ぶところからお金を預けてキャッシュカードを作るまで、ひとりでやるのです。
キャッシュカード裏に自分でサインする様子などをガラス越しに眺めていました。
何だか親は不思議な気持ち。



3つ目に選んだのは歯医者さん。
歯科技工士さんと歯科医師が選べますが、ピョン吉はもちろん歯科医師を希望。
虫歯治療に訪れた『ダイジロウさん』の歯には黒くなった虫歯が!
それをキュインキュインと削りとります。削った後は詰め物もします。
技工士さんが練ってくれた物を詰めて、均すところまで行います。衣装も本格的。
意外なことにピョン吉が一番楽しかったのが、この歯医者さん体験だそうで。
時間がなくて出来なかったお医者さんも、次回は体験したいのだとか。
ちなみにお医者さんでは、内視鏡を使った手術も出来るそうです。すごいな。
っていうか、医療関係の仕事にこれほど食いつくとは思わなかった。
どうしよう、将来医者になりたいとか言い出したら(笑)



そして4つ目。仕事としては最後になります。カーデザイナーです。
鉛筆で車のデザイン画を描き、自由に色を塗ったりできます。
指導してくれるお姉さんに、このデザイン画を元に粘土で模型を作り、
それがやがて本物の車になるのだと説明を受けていました。ご満悦なピョン吉。



そしてそして。お金を稼いだら最後に絶対やりたかったこと。
それはレンタカー借りてドライブ!
そのためにはまず、運転免許を取得しなくては!
ということで、運転免許試験場に行きました。この時間帯、何と生徒(?)はピョン吉くんひとり。
中には子供だけしか入れないのですが、外にモニターがついていて親はそれを見られます。
ドッキリ番組の隠し撮りのような映像。音声は聞こえません。



免許を無事に取得した後は、念願のドライブです。
一度親元に帰ってくるのかと思いきや、免許証もらったら自分でレンタカー借りる旨を伝えて、
自分で希望車種を選んで、申込書を書いて、出発しちまいました。
ガソリン入れたり、カーウォッシュしたり、いっちょ前です。実に楽しそうでした。

6歳にして初めて行ったけど、キッザニアデビューには、実は丁度よい年齢だったのではと思います。
仕事してお給料もらって、銀行に預けて、必要な時はATMでお金を下ろしたり。
訓練、手続き、他人とのコミュニケーションなどのプチ試練があったり。
世の中には色んな種類の仕事があって、どんな仕事をしてる自分が一番楽しいか解ったり。
もう少し大きくなったら、プチ試練が試練じゃなくなるし、
もう少し小さかったら、自分ひとりで出来ることが限られてきちゃうし。

消防署で、面倒見の良いお兄ちゃん(推定年齢ピョン吉と同じか少し大きいくらい)が、
弟くん(推定年齢3歳くらい)を連れて参加していまして、
お兄ちゃんは良く出来た子で、弟くんを常に気にかけ、ちゃんと参加出来るように気配りしてました。
それはそれでとても良い事だと思うのですが、この施設に関しては、
私はお兄ちゃんに是非ひとりで参加させてあげて、お仕事体験に集中させてあげたかったかな。
遊びだけど、真剣に参加する…それがキッザニアの醍醐味ですもんね。

そうそう免許の講習中には、排気ガスを出しすぎると地球がどんどん熱くなりすぎて、
ペンギンとかが困ってしまうので、運転する時は気をつける必要があるんだと教わったとか。
遊びながら環境問題についても学べるなんて、素晴らしいですね。
近いうちにまた連れて行きたいものです。